西武鉄道とアニメ制作会社「トムス・エンタテインメント」のコラボアニメ「でででん」が23日から西武鉄道車内のデジタルサイネージ「スマイルビジョン」で公開されることが分かった。西武新宿線の新井薬師前駅を付近に本社があるトムスが設立50周年を迎えたことを記念したコラボで、西武鉄道の車両や西武線沿線の街をイメージした風景が描かれる。

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　アニメは、主人公・所沢アモルと鉄道にまつわるストーリーで、キャラクターは、トムスが制作した過去のアニメへのオマージュを盛り込みながら動物をモチーフにデザインされている。「君に届け」などの鏑木ひろさんが監督を務め、「xxxHOLiC」などの音楽ユニット「S．E．N．S．」が音楽を制作。

　1話が75秒で全5話を予定。23日～12月31日に公開される。スマイルビジョンは西武鉄道の新型通勤車両30000系と東京メトロ乗り入れ対応車両6000系のドア上部に設置されている。高田馬場駅などに設置されている電子看板「スマイル・ステーションビジョン」でも公開される。

　◇発表されたスタッフ（敬称略）

　監督：鏑木ひろ▽副監督：長沼範裕▽キャラクターデザイン：石川 佳代子▽音楽：S．E．N．S．▽美術監督：青井孝▽色彩設定：茂木孝浩▽色指定：水野愛子▽撮影監督：大泉鉱▽編集：今井大介▽アニメーション制作：トムス・エンタテインメント▽協力：西武鉄道