6人組アイドル声優ユニット「i☆Ris（アイリス）」の9枚目のシングル「ドリームパレード」が7月8日に発売される。表題曲は、メンバー全員が声優として出演するテレビアニメ「プリパラ」（テレビ東京系）の4月にスタートした第2シーズンのオープニングテーマで、メンバーの茜屋日海夏（あかねや・ひみか）さんは「これから始めよう！というのがテーマです」と話す。アイドル、声優としての活動や新曲について聞いた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　◇振り付けで新たな挑戦

　「プリパラ」は昨年7月にテレビアニメがスタートした。i☆Risは、「プリパラ」のオープニングテーマを、初代「Make　it！」から第4弾「ドリームパレード」まですべて担当してきた。主人公・真中らぁらの声優も務める茜屋さんは、新曲について「約1年やってきて自信も付いてきました。その中で得たものを出していきたかった」と話す。

　また、山北早紀さんは「振り付けでも新たな挑戦をしています。ラインダンス（メンバー全員が整列し、一斉に同じステップを披露するダンス）をやっているんです」と語る。ラインダンスでは足を大きく上げることから、山北さんは「毎日ストレッチをしています」、久保田未夢さんは「柔軟をしっかりしないとできないんですよ。チームワークも大事です」と苦労を明かす。

　◇パフォーマンスに自信も

　「ドリームパレード」は、5月に開催された初のツアーでライブ初披露された。ツアーの最終公演となった5月24日のZepp　Tokyo（東京都江東区）のライブでは、約2400人のファンが集まるなど大盛況だった。ライブでは朗読コーナーが設けられるなど、声優ならではのパフォーマンスを披露。激しいダンスも繰り広げ、“歌って踊れる”ユニットとしての存在感も示した。茜屋さんはツアーを振り返りながら「ステージでの立ち居振る舞いがだんだん分かってきた。自信を持ってパフォーマンスができた」と自信を見せる。

　一方で、若井友希さんは「ダンスにしても、もっとそろっているアイドルグループもいます」とも話す。澁谷梓希さんが「あのステージ（初のツアー）は通過点。もっと大きなステージにファンの方を連れて行きたい！」と話すように、まだまだ成長中のようだ。

　今後も声優、アイドルの両方での活躍が期待されるが、芹澤優さんは「ぶれずに声優、アイドルのどちらも全力でやっていきたい」と話していた。

　i☆Risは2012年、「アニソン・ヴォーカルオーディション」に合格した6人で結成。同年、アニメ「バトルスピリッツ　ソードアイズ」のエンディングテーマ「Color」でCDデビューした。「プリパラ」はオープニングテーマを担当しているほか、メンバー全員が声優として出演している。