任天堂:岩田聡社長が死去 後継社長は未定

任天堂の岩田聡社長
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任天堂の岩田聡社長

 任天堂の岩田聡社長が、11日に胆管腫瘍のため死去したことが13日、明らかになった。55歳。葬儀は17日午後1時、京都市左京区岡崎天王町26の岡崎別院で、親族と任天堂との合同葬になる。喪主は妻佳代子(かよこ)さん、葬儀委員長は竹田玄洋専務。

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 岩田社長は、2000年にゲーム会社「ハル研究所」から任天堂の取締役になり、02年5月に故・山内溥前社長の指名を受けて、社長に就任した。当時の任天堂は、ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機「プレイステーション2」に後れを取っていたが、ゲーム機の高画質・高性能路線を否定する独自路線を敷き、新しい体験によるゲーム人口の拡大を掲げて、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」や「Wii」を世に送り出して大ヒットさせた。

 後継社長は未定。当面の社長業務は、竹田玄洋専務と宮本茂専務の2人の代表取締役が代行する。

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