女優の石原さとみさんが、ジュエリー業界が選ぶ「第3回ウーマン オブ ザ イヤー」に選ばれ、27日、東京都内で行われた表彰式に、総額2億円以上となる国内最高峰のダイヤモンドを身にまとって登場した。桜色のロングドレス姿の石原さんは「こんなに値段も見た目もゴージャスなジュエリーを着けたことがないので、着けた瞬間は圧倒されるくらいに緊張しました」と声を震わせ、「このジュエリーが似合うような女性になっていきたい」と受賞の喜びを語った。
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「ウーマン オブ ザ イヤー」は、UBMジャパンと日本ジュエリー協会が、今年「最も美しく生きている女性」「人生を楽しんで生きている女性」をコンセプトに、文化・芸能・スポーツ界から選出。第1回は米倉涼子さん、第2回は永作博美さんが受賞した。石原さんは東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている国際展示会「ジャパンジュエリーフェア(JJF)2015」の会場で表彰された。
石原さんが身に着けたのは東京貴宝がプロデュースしたネックレス、イヤリング、リングの3点セット。総カラット数51.4カラットのネックレスは、参考価格2億1600万円。通常のラウンドブリリアントカットの58面体ではなく10角形87面体にカットを施し、日本の美の象徴である桜をダイヤモンドに咲かせた1.14カラットの「さくらダイヤモンド」を使用し、桜の花が咲き乱れるイメージをデザインした。そのほか、ダイヤモンドイヤリングは702万円。同じくダイヤモンドのリングは864万円。
イベントでは、「女性としての生き方」にフォーカスしたトークショーも開催。受賞について、石原さんは「美しくなりたいとは思っていたんですが、生きたいとは思っていなかったので受賞できてうれしいです」と笑顔。理想とする生き方は「ちゃんと幸せを感じられる人になりたい。誰かを大切にすることとか向上心、人のためにちゃんと生きられる人になりたい」と語った。JJF2015は15の国と地域から450社が出展。期間中は同賞表彰式のほか、「JJAジュエリーデザインアワード2015」受賞作品ファッションショー(26日)なども行われた。28日まで。