NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインのエリーを演じた米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが12日、東京都内で行われた米国大使館主催の留学フェア「アメリカ留学 EXPO」で講演。異国で連続ドラマのヒロインに初挑戦したフォックスさんは、米国留学希望の受講生たちに向けて「私は、この2年間でいろいろな変化を遂げることができ人生を変える経験になった」と満面の笑みを見せながら勇気づけた。
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さらに、「新しい冒険をするときは、失敗を成功だと思ってほしい」といい「日本語がわからなくて、シャンプーだと思ってクリームで洗ってしまい、一日中、髪がベトベトでした」と冗舌さを見せながら「セリフもわからないし、スーパーで何を買ってもいいのかもわからない。相手に失礼なことを言ってしまったこともあります」と笑顔で明かした。
また、受講者から「学生時代の一番の失敗」を質問されたフォックスさんは「期末テストのレポートで『F』を取ってしまい、死ぬんじゃないかっていうぐらいショックを受けました」といい「先生に理由を聞いて、その授業の単位を取りましたが、結果はCでした。必ず立ち上がれるということがわかりました。恥ずかしいです」と赤面しながら明かした。
「アメリカ留学 EXPO 2015」は高校生や大学生、大学院生に向けて米国への留学をPRするイベント。フォックスさんは、講演に集まった学生や保護者ら約200人に向けて「留学をすることは怖いかもしれません。ですが、恐怖は愛の反対です。愛情を持って進んでみてください」といい「笑顔とユーモアで乗り切って、笑顔を忘れないでほしい」と背中を押した。
イベントには、キャロライン・ブービエ・ケネディ駐日米国大使も出席した。