人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(J.J.エイブラムス監督)のワールドプレミアが14日(日本時間15日)、全世界同時公開に先駆け、米ハリウッドの3劇場で同時開催された。ハリウッド大通りを約450メートルにわたって封鎖したレッドカーペットには、映画に登場するおなじみのキャラクターや新旧キャスト、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス監督らが次々と登場した。
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ワールドプレミアの会場となったのは「TCLチャイニーズシアター」、アカデミー賞の受賞式が行われる「ドルビー・シアター」、「エル・キャピタン」というハリウッド大通りにある三つの映画館。プレミア会場には600人を超える取材陣が集結するなど“ハリウッド史上最大規模”のプレミアイベントとなった。
レッドカーペットには、人気ドロイドコンビのR2-D2とC-3PO、新たなドロイドキャラクターのBB-8をはじめ、新作のヒロイン・レイ役のデイジー・リドリーさん、脱走兵フィン役のジョン・ボイエガさん、カイロ・レン役のアダム・ドライバーさん、エイブラムス監督らが続々と登場。旧シリーズでハン・ソロを演じたハリソン・フォードさんや、レイア役のキャリー・フィシャーさん、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルさんらも姿を見せた。
シリーズ初の女性主人公として注目されているリドリーさんは、背中が大胆に空いたレースのドレス姿で登場し、劇中で「ミレニアムファルコン」を操縦したことについて「とても楽しかったわ!」と興奮気味にコメント。ミレニアムファルコンの伝説のパイロットであるハン・ソロを演じたフォードさんは「みんなが知っている作品だから期待が大きい」などとインタビューに応じた。
また、ルーカス監督は「楽しいよ! すごく興奮するね」と語り、「映画がこんなに大きくなると思っていましたか?」という問いかけには、「いや、始めた時から全然こんなになるなんて思ってもいなかったよ」と回答。ルーカス監督から「スター・ウォーズ」を引き継いだエイブラムス監督は、制作に要した3年間について「すごく長く感じると同時に一瞬の出来事のよう」と振り返っていた。
最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、新たな3部作の第1作として製作された。「エピソード6/ジェダイの帰還」から約30年後を舞台に、フォースを巡る新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命がある出会いによって一変する。旧シリーズのキャラクターに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、脱走兵フィン、カイロ・レンなどが登場する。日本では18日午後6時半に全国一斉公開される。
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