末次由紀さんの人気マンガ「ちはやふる」の描き下ろし新作が22日発売の結婚情報誌「ゼクシィ」2月号（リクルート）の別冊付録に掲載されることが分かった。作品で、主人公の千早たち瑞沢高校かるた部と激戦を繰り広げる強豪、富士崎高校顧問の桜沢先生の結婚準備が描かれており、お相手についても初公開される。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　桜沢先生は、冷徹な性格で富士崎高を強豪に育て上げた“鬼顧問”で、自身も何度も準クイーンの座についたことのある実力者。一方、クールビューティーと称される美貌でファンも多く、作中で結婚することを明かした時は、大会中にもかかわらず騒動になった。

　今回の「結婚準備『つまずかない』BOOK」と題された別冊付録では、本編で明かされていなかった桜沢先生の結婚相手が明らかにされるほか、プロポーズの様子、桜沢先生のウエディングドレス姿、結婚式当日などが描かれる。いつもは計画的な桜沢先生が結婚準備につまずいて戸惑う意外な姿も見ることができるという。

　「ちはやふる」は、末次さんが2007年から女性マンガ誌「BE・LOVE」（講談社）で連載。主人公・綾瀬千早が、転校生の綿谷新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一らかるた部の個性的なメンバーたちと共にかるたに情熱を燃やす姿を描いている。「マンガ大賞」など数々の賞を受賞しているほか、11、13年と2度にわたってアニメ化。16年には、「ゼクシィ」でブレークした女優の広瀬すずさん主演の実写映画が2部作で公開される。