“人型のゴキブリ”と昆虫の能力を持った人間たちが、未来の火星を舞台に激しい戦いを繰り広げる人気マンガが原作の実写映画「テラフォーマーズ」（三池崇史監督・4月29日公開）の前日譚（たん）となるオリジナルドラマ「テラフォーマーズ／新たなる希望」が、映像配信サービス「dTV」で独占配信される。4月24日から。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「テラフォーマーズ」は、「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載中の貴家悠さん作、橘賢一さん画のマンガで、コミックスの累計発行部数が1300万部を超えている人気作で、これまでスピンオフマンガなども連載され、テレビアニメ化もされた。

　映画は、西暦2599年が舞台。日本は人口増加により貧富の差が激しくなり、政府は移住先として火星を地球化＜テラフォーミング＞する計画を開始し、人が住みやすい環境を作るため、人類より先にコケとある“生物”を送り込んだ。しかし、その“生物”が異常進化を遂げ、駆除のために何も知らない貧しい15人が火星に送り込まれ……というストーリー。伊藤英明さんが主演し、武井咲さん、山田孝之さん、小栗旬さん、山下智久さん、篠田麻里子さん、菊地凛子さん、ケイン・コスギさんら豪華キャストも出演する。

　オリジナルドラマ「新たなる希望」には、映画版に出演している伊藤さん、武井さん、篠田さんらが出演し、映画や原作で描かれなかった人間同士の心理バトルを描く。人類の滅亡をかけた「テラフォーミング計画」の最終ミッション始動を目前に、もう一つの戦いがあった……というストーリー。林遣都さん、菅谷哲也さん、藤井武美さん、高岡早紀さんらが、ドラマ版だけのキャストとして出演する。伊藤さんは「この作品がどこまで世界に通用するのか楽しみ」とコメントしている。