歌手の平井堅さんが、5月26、27日に開催される先進国首脳会議「伊勢志摩サミット2016」の公認サポーターに就任し、同サミットの応援ソングを手がけることが19日、明らかになった。平井さんは同日、東京都内で行われた公認サポーター任命式に出席し、「荷が重いですが、光栄。三重がふるさとでよかった」と喜びを語った。
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平井さんはサミットについて「遠い催しで、“世界”とか“平和”とか大きなイメージ。雲をつかむよう」と正直な心境を告白。応援ソングについては「半径1メートルの範囲から始めて、人と人とのつながりが描けたら」とし、「歌手なので歌で応援というか、一生懸命(曲を)作って関われたら」と語った。また開催まで100日を切り、報道陣から制作期間を心配されると「頑張ります。大丈夫だと思います」と笑顔を見せた。国内でサミット開催に合わせて曲が作られるのは、2000年の九州・沖縄サミットでの安室奈美恵さんの「NEVER END」以来となる。
幼少期から高校3年まで三重県名張市・桔梗が丘で育った平井さんは、13年に「桔梗が丘」という楽曲を発表し、ミュージックビデオも桔梗が丘で撮影。今年1月にはFM三重で全国ネットのラジオ番組をスタートさせている。平井さんの公認サポーターの就任期間は12月末までで、伊勢志摩サミットのPRに加え、三重県の魅力は発信する活動を行っていく。
サミットとは、日、米、英、仏、独、伊、加、露8カ国の首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して毎年開催される首脳会議。日本が議長国となるのは1979年、86年、93年、2000年、08年に続き6回目。任命式の司会はフリーアナウンサーの徳光和夫さんが務め、鈴木英敬・三重県知事を登場した。