リオデジャネイロ五輪に出場する女子レスリング58キロ級の伊調馨選手が14日、東京都内で行われた会見に登場。アテネ、北京、ロンドンに続き、五輪4連覇の期待がかかる伊調選手は、プレッシャーについて聞かれると「あまりプレッシャーを感じないタイプなので、意識せずに自分のレスリングをすることだけを考えて集中して戦えば金メダルが手に入ると思う」とコメント。「4連覇という偉業を達成できるかたくさんの人に期待されているので応えられるようにしたいと思いますし、内容にもこだわりがあるので、いいレスリングをして達成したいと思います」と意気込みを語った。
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また、伊調選手はこれまでの3大会についても触れ、「(アテネ、北京、ロンドンの)3大会でスムーズにいったオリンピックはなかった。ケガもあったし、姉の(元女子レスリングの)千春と一緒に戦ったときもあり、精神面で支えられた五輪もあった。何があるか分からないのがオリンピック。酸いも甘いも感じてきた3大会なので、4大会目はスムーズにいきたい」とコメント。リオ五輪をどう戦うか聞かれると「攻撃面が自分の中で一番こだわりがあるので、攻撃し続けて、(試合終了の)6分間の笛を聞きたい」と語った。
会見には伊調選手のほか、柔道女子70キロ級の田知本遥選手、男子20キロ競歩の藤澤勇選手、ウエイトリフティング女子53キロ級の八木かなえ選手、63キロ級の松本潮霞選手、ライフル射撃男子の岡田直也選手が出席。松本選手は「初めてのオリンピックですので、いただいたチャンスを大切に、悔いのないよう戦っていきます」と意気込みを語った。