ハイスクール・フリート:199万円の痛車がワンフェスに登場 公式がイラスト監修

「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2016[夏]」のシーズナルプランツのブースに展示されている「ハイスクール・フリート」の“痛車”
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「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2016[夏]」のシーズナルプランツのブースに展示されている「ハイスクール・フリート」の“痛車”

 人気アニメ「ハイスクール・フリート」のキャラクターがラッピングされた“痛車”が24日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2016[夏]」のシーズナルプランツのブースに展示された。「スズキ アルト ターボRS」をベースに、主人公・岬明乃が艦長を務める陽炎型航洋直接教育艦「晴風」をイメージしたデザインで、ボンネットには明乃、サイドには宗谷ましろ、立石志摩らが描かれている。イラストは公式が監修した。価格は199万円(税抜き)。24日から予約を受け付けている。

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 シーズナルプランツは、アニメキャラクターが描かれた“痛傘”などを販売しているメーカーで、今回はカーラッピングを手がけるGRANTdesignと協力して痛車を制作。痛車のイラストは既存のものを使用しているが、公式の監修の下、目や髪の毛などディテールに手を加えているという。担当者によると、ベースとなった「スズキ アルト ターボRS」は130~140万円程度で販売されているといい、目標販売台数については「考えていませんが、とりあえず1台でも売れてくれれば」と話している。

 「ハイスクール・フリート」は、航空機の開発に失敗した現代日本を舞台に、艦艇に乗って海の安全を守るブルーマーメイドを目指す少女たちが、トラブルを克服して成長していく……というストーリー。テレビアニメが4~6月に放送された。

 ワンフェスは、プロ、アマチュアを問わず制作した模型を展示、販売する展示会で、1984年のプレイベントから始まり、現在は年2回のペースで開催されている。今回は、グッドスマイルカンパニーやタカラトミー、セガ・インタラクティブ、海洋堂、青島文化教材社などの企業が出展。一般ブースには、参加者が制作した模型が並んでいる。今年2月は約5万6000人が来場した。

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