女子レスリングの吉田沙保里選手が20日、東京・日本橋で行われた「日本橋シティドレッシング for TOKYO 2020」のオープニングセレモニーに登場。吉田選手は女子日本代表のコーチ就任の依頼があるといい、「まだ正式発表はないですが」と前置きしつつ、「若い選手と一緒に汗を流しながら、みんなと頑張っていこうかなと思います。勝てば東京五輪に出られると思う」とコーチ兼任で現役を続行する考えを明かした。
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また、パラリンピック女子の陸上走り幅跳びからトライアスロンに転向した谷真海選手も出席し、「同世代の吉田さんが現役続行と言ってくれてうれしい。日本の女性は強いぞということが伝えられれば」とにっこり。谷選手が昨年第1子を出産したママアスリートだと聞くと、吉田選手は「皆さん結婚されたり、出産されたりしているので、4年後はそっちの方も頑張っていきたいな。さっき(谷選手に)『タイミングだよ』とアドバイスをもらったので、頑張ります」と笑顔で語っていた。
「日本橋シティドレッシング for TOKYO 2020」は、東京五輪を盛り上げるため、大型グラフィックなどを掲出して街全体を装飾する取り組み。日本橋エリアを会場に、東京五輪・パラリンピックのエンブレムで壁面装飾をするほか、オリンピアン・パラリンピアンの肖像、リオ五輪の日本代表選手団の映像や、五輪をテーマにしたアニメーションなどを大型LEDパネルに映し出す。10月10日まで。
この日のセレモニーには、東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長、三井不動産の菰田正信代表取締役社長も出席した。