話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、スマートフォン向け人気ソーシャルゲームのアニメ「グランブルーファンタジー」です。アニプレックスの鈴木健太プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
――作品の概要と魅力は?
主人公のグランは父親の待つ「星の島・イスタルシア」への憧れを抱きながら、広大な空の世界へ旅立つことを夢見ていた少年です。ある日、彼の住む島・ザンクティンゼルで、不思議な力を持つ少女・ルリアと出会うところから物語が始まります。出会った2人が空の世界を舞台にさまざまな出来事を経験し、出会いを繰り返し、共に成長していく王道ファンタジー作品です。
――「グランブルーファンタジー」をアニメにするときに心掛けたことは?
原作ゲーム「グランブルーファンタジー」のアニメーション企画ですので、どれだけ原作の良いところを生かしつつ、アニメならではの要素を加えられるか、というところを心掛けました。ゲームをプレーしている騎空士の皆様には、アニメーションを見て「これぞグラブルのアニメだ!」と、思ってもらえていたらうれしいです。プレーヤーなら思わず気になってしまうようなネタは伊藤祐毅監督はじめ制作スタッフの皆さんがところどころに入れ込んでいるので、そこも注目していただきたいですね。原作ゲームをまだプレーしていない方が見ても楽しんでいただける作品になっていると思いますので、未プレーの方にもアニメを楽しんでいただけたら同じくらいうれしいです。
――作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは。
女性主人公のジータをアニメに登場させることができたことですかね。グランブルーファンタジーはプレーする際、主人公の性別を選べまして、男性主人公、女性主人公、自分の好みでプレーをすることができます。アニメはボーイ・ミーツ・ガールを描きたかったので、主人公をグランにしましたが、皆様のご声援もあってジータも登場させることができます。喜んでいただけたらうれしいですし、個人的にもうれしいです。どのように登場するかは、アニメを見てのお楽しみにさせていただきたいですが、公式サイトや、公式ツイッター、アニメ情報番組「ぐらぶるアニメチャンネル(AbemaTVで不定期放送)」などで事前に情報をお伝えしますのでぜひチェックしてください。
――今後の見どころを教えてください。
グラン一行は、次の島「バルツ公国」で騎空団として初の依頼に挑みます。新たなキャラクターも登場します。ゲームのストーリーを基にしてはいますが、アニメにするにあたって作り変えたり、再構成している部分も多々あるので、ゲームとアニメの違いも楽しんでいただけたら幸いです。
――ファンへ一言お願いします。
このアニメをきっかけに、「グランブルーファンタジー」というコンテンツを好きになって下さる人が増えたら本望です。引き続きよろしくお願い致します。
アニプレックス プロデューサー 鈴木健太
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