あのクズを殴ってやりたいんだ
第6話 走り出したクズと恋
11月12日(火)放送分
男だらけの船上を舞台にした青春コメディーとなる連続ドラマ「マジで航海してます。」(MBS・TBS)で、ダブル主演を務めるモデルで女優の飯豊まりえさんと武田玲奈さん。同い年で、ともに今回が連ドラ初主演。「血液型もB型で、一人っ子で、すごい共通点が多い」といい、今回の共演について「運命を感じています」と話す2人にドラマについて話を聞いた。
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ドラマでは、女性航海士を目指す大学生を演じる飯豊さんと武田さんだが、飯豊さんは周りの空気が読めない超天然な性格の“船舶大好き女子”坂本真鈴(まりん)、武田さんはムードに流されやすい性格で、乗船実習で出会った真鈴に振り回されながらも影響を受けていく石川燕(つばめ)……と役柄は正反対だ。
普段の2人の性格も「真逆」といい、武田さんは「性格的にまりえってぃー(飯豊さん)は『犬』みたいで、私は『猫』。人見知りなんで……」と認める。そんな武田さんから見た現場の飯豊さんは、一言で言うと「ムードメーカー」で、「人懐っこくて、誰にでも話しかけられる、いるだけでその場が“パッ”と明るくなるんです」と明かす。
一方、飯豊さんは武田さんについて「撮影中のれなれな(武田さん)は本当に可愛くて、可愛くて……その可愛さに癒やされっぱなしだった」とメロメロで、「本人が言うほど人見知りの部分を私は感じていないんですけど、“飼い主”というか知っている人間には可愛い部分を見せてくれる。そういうところは確かに『猫』なのかな」と笑う。
ファッション誌の専属モデルも務める飯豊さんと武田さんが、今作では女優としてコメディーに挑戦。武田さんが「普段より演技をオーバーにやらなくてはいけないところとか、普通のことを面白く見せなくてはいけないっていうのはちょっと難しいなって思いました」と明かすと、飯豊さんは「どんどんアドリブやってもいいだろうって感じで、楽しかったです」と笑顔を見せながら、「せりふや動きが固定されたお芝居もあったから、そこは難しかったし、柔軟に対応しなくちゃいけないなと思った」と反省も忘れない。
また、飯豊さんは「最終話から逆算して役作りをしていった」と明かし、「1話なんかは“ドカン!”と変な子って見られるようにしようとか、仕草やアドリブ芝居は自分が思っている以上にやらないと伝わらない部分もあったりしたので、役柄的にいろいろと割り切って自分に落とし込まなくてはいけなくて、難しかったです」と振り返る。
今回の撮影では航海士の卵たちと本物の「生きた船」で共演。飯豊さんは「男の子しかいなくて、会話とか聞いていたら面白くて。限られた空間で、絶対に関わらないと前に進んでいけない“壁”もあって、そういう世界でずっと生活するのもなんかいいな、うらやましいなって思いました」と憧れを口にすると、武田さんは「航海士について、船に乗って海を渡る人、くらいのイメージしかなかったから、実際に演じてみて、どんな仕事をするのか分かりましたし、苦労や大変さ、船酔いとの戦い、チームワーク、仲間との結束、いろいろと勉強になりました」と語った。
ドラマの仕上がりについて「航海士の仕事の面白さや楽しさ、大変さ、そこに絆が生まれる素晴らしさももって、それがコメディーということで、見やすくなっていて、テンポ感もある」と自信をのぞかせる飯豊さんは、「プラス、私たちのいろいろな表情が見られて、れなれななんかは、こんな可愛い子が男っぽくしゃべっているところもあって、ギャップも楽しめます」とアピールする。
さらに「あとはお風呂のシーンとかもあって、そこでは2人の掛け合いも結構あって楽しかったし、毎回毎回、登場する“おもちゃ”があって……」と思わせぶりに話すと、武田さんも「そこにも注目してほしいです!」と力を込めていた。
「マジで後悔してます。」は、MBSで2日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで4日から毎週火曜深夜1時28分に放送される。
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