この「ひらやすみ 反響・感想」ページは「ひらやすみ」の反響・感想記事を掲載しています。
俳優の岡山天音さん主演のNHKの夜ドラ「ひらやすみ」(総合、月~木曜午後10時45分)の最終回(第20回)が、12月4日に放送された。同回では、原作者の真造圭伍さんからリクエストがあり、大塚安希プロデューサーが「ぜひ入れたい」と思っていた大切なエピソード「白いアジサイ」が描かれ、視聴者の涙を誘った。
ドラマは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年から連載中の真造圭伍さんの同名マンガが原作。29歳のフリーター・生田ヒロト(岡山さん)が、近所のばーちゃん・和田はなえ(根岸季衣さん)から譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京してきた18歳のいとこの小林なつみ(森七菜さん)と2人暮らしを始めることに。彼らの周りには生きづらい悩みを抱えた人々が集まってくる……というストーリー。
最終回では、ヒロトとなつみの元に山形の実家から届いた段ボールの中には、大量の里芋が。そこでヒロトとなつみは芋煮パーティーを開催することに。それぞれ、ヒデキ(吉村界人さん)とあかり(光嶌なづなさん)を誘う。芋煮用の大きな鍋を探している途中、ヒロトは偶然、はなえが遺(のこ)した白い紫陽花(アジサイ)の押し花を見つける。
それは、生前はなえがけがをして入院した時、ヒロトがお見舞いに持って行ったものだった……。
続く回想シーンでは、ヒロトから大好きな白い紫陽花を受け取ったはなえが「あんたは優しすぎる。いつか絶対だまされる。わたしゃ、あんたが心配だよ」と涙。すると小林聡美さんのナレーションが入り、「このとき、ばーちゃんは思いました。ボロいけれど、大好きな花と木に囲まれたあの平屋を、この青年に託したいと」と語られた。
SNSでは原作ファンが反応し、「あ〜白い紫陽花…原作で泣いたやつ…」「おばあちゃん入院のエピソードいつやるんだろと思ってたんだけど、最後に持ってくるとは……」「第1巻のエピソードをここに持ってきたかぁ」「白いアジサイ、マンガでも泣いた」といったコメントが寄せられ、「泣いちゃった。白いアジサイ、、泣くよこんなん」「最終回に泣かされるとはヒロトほんとにお前って奴は…」との感想も書き込まれた。
その後、ヒロトたちが和やかに芋煮パーティーを楽しむ姿が描かれ、いい意味で何事もなくドラマは終了。視聴者から「ひらやすみ、絶対シーズン2やってくれ~」「シーズン2待ってるからな」「シーズン2待機」「心から愛おしいドラマでした。また戻ってきてね」と続編を望む声が多数上がっている。