この「め組の大吾 インタビュー」ページは「め組の大吾」のインタビュー記事を掲載しています。
消防官の活躍を描く曽田正人さんの人気マンガ「め組の大吾」の新作が原作のテレビアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」(読売テレビ・日本テレビ系)がクライマックスを迎えることを受けて、読売テレビのウェブサイト「読みテレ」に、同作を手掛ける中田博也プロデューサーと宣伝プロデューサーの折原加奈さんのインタビューが公開された。
「め組の大吾 救国のオレンジ」は、2020年10月に「月刊少年マガジン」(講談社)で連載をスタート。「め組の大吾」の主人公・朝比奈大吾の魂を引き継ぐ若い3人の消防官の成長が描かれている。十朱大吾、斧田駿、中村雪の3人の消防官が、精鋭部隊である特別救助隊(通称オレンジ)の隊員を目指す。読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送中。
十朱大吾役の榎木淳弥さん、斧田駿役の八代拓さん、中村雪役の佐倉綾音さんら豪華声優陣の出演も話題になっているおり、中田プロデューサーは、榎木さんら3人の収録の裏側を「ずっとぺちゃくちゃ話してます。佐倉さんがちょこちょこボケつつ、榎木さんが大きくボケる、そして八代さんがつっこむという感じで、撮影の合間もずーっと仲良く話しています。今回の作品はアフレコ現場以外でのPR収録なども多く行わせていただいたのですが、3人が仲がいいので、いつも雰囲気がいい現場になりました」と明かした。
折原さんは、同作の宣伝施策について「最近のアニメは、ド派手な演出や広告展開で“大作感”を感じさせる作品がヒットしやすいと感じています。1クールに70本以上のアニメが放送・配信される時代なので、そうした“大作感”が、見る価値があるかを判断する大きなポイントになっているのだと思います。『め組の大吾 救国のオレンジ』はそうした“大作感”とは違い、“良作感”で勝負しようと決めて番組プロモーションを行っています」と説明。
「総務省消防庁、東京都庁、東京消防庁といった公的機関とコラボし、防災や減災のメッセージと共に、全国津々浦々まで5万枚近くのポスターを掲出しました。公的機関とコラボすることで、アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』が、いかに消防官たちの活躍や葛藤、成長をリアルに描いている“良作”であることを、視聴者の皆様にお伝えできたらと思います」と話している。
榎木さん、八代さん、佐倉さんのコンビネーションについて「もう一点の“良作感”は、圧倒的なキャストの仲の良さです。榎木さん、八代さん、佐倉さんの3人の掛け合いは『学生時代からの仲良し友達』のような距離感で、見ているこっちがニヤニヤしてしまうほど、可愛らしくて楽しいんです! 番組公式SNSでは、この3人の仲の良さが分かる動画をたくさん発信してきました。緊張感高く、シリアスなお芝居の多い作品だからこそ、オフでの3人の楽しいおしゃべりを視聴者の皆さんにお届けすることで、作品づくりから“良作”であることをお伝えできたと思います」と語っている。