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連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系、土曜午後10時)での演技が話題の加藤清史郎さんが、映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」(水田伸生監督、10月13日公開)に出演することが7月27日、明らかになった。加藤さんは、2016年のドラマ版「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系)で“ゆとりモンスター”と呼ばれた山岸(仲野太賀さん)をパワハラで訴えようとする新入社員の平田を演じる。
「ゆとりですがなにか」は2016年4月期に放送された日本テレビ系の日曜ドラマで、岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さん演じる“ゆとり第一世代”とされる1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながら奮闘する姿が描かれた。2017年には、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」が2週連続放送、スピンオフドラマ「山岸ですがなにか」もHuluで配信された。
映画は、かつて「ゆとり世代」と呼ばれていた人々も30代半ばを迎え、夫婦仲がいまいちで家業の酒屋の経営も危ない正和(岡田さん)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師の山路(松坂さん)、事業に失敗し中国から帰ってきたフリーターのまりぶ(柳楽さん)の“ゆとり3人組”は、押し寄せる新たな時代の波にもまれ、自身を変えることができるのか、というストーリー。
併せて、木南晴夏さん、吉原光夫さん、上白石萌歌さんの出演も発表された。木南さんは山岸の上司となる韓国人のチェ・シネ、吉原さんは正和と共に新商品の開発をする酒造の杜氏(とうじ)の服部一幸、上白石さんは山路が勤める小学校に教育実習生としてやってきた望月かおりを演じる。
主題歌と予告映像も公開された。ドラマから引き続きバンド「感覚ピエロ」が担当した主題歌「ノンフィクションの僕らよ」は、映画のために書き下ろされた。予告映像は「90秒で分かって初めてでも100%楽しめるゆとりですがなにかとはなにか」をうたい、新時代の波にもがく“ゆとり3人組”らが映し出されている。
さらに、公開されたポスタービジュアルには、人生ゲームのマス目のようなデザインに「コンプライアンス」や「ジェンダーレス」など、“ゆとり3人組”の前に立ちはだかる問題とともに個性的なキャラクター24人がちりばめられている。