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アレン様:“後釜”は不在? MC&ご意見番で唯一無二の存在感 「ネタ枠は嫌」今後の展望も語る

アレン様

 唯一無二のビジュアルと、自分を貫く言葉、独自のカリスマ性で多くの熱狂的ファンを集める“大物マダムタレント”のアレン様。自身が考える「幸福論」についてつづったエッセー「幸せになりたいとほざくァンタ達へ」(幻冬舎)が好評を博している。インタビュー前編では、本作に込めた思いや少年院時代のエピソードなどを語ってもらったが、後編では、タレントとしての自身の現在地や、今後の展望などについて話を聞いた(インタビュー前後編の後編)。

 ◇モーニング娘。を見て「スポットライトを浴びるっていいな」

 子供の頃から芸能の世界に興味があったというアレン様。「もともと目立ちたいけれど、目立てない。幼少期はいじめられていたから抑制されていた感じ」と当時を振り返る。

 「その時はモーニング娘。が全盛期で、すごくきらびやかに見えていたの。『うたばん』っていう音楽番組があったじゃない? そこでメンバーが『忙しくて寝る暇がない』って言っていて、『売れるってすごいな』っていう気持ちを漠然と持ったことを覚えています。『スポットライトを浴びるっていいな』って」

 当時から、好きなメンバーは“センター”。「センター以外の人には目が向かなかったの。あの時は安倍なつみさんがセンターで、やっぱり彼女が好きだったのよ」と明かす。

 「その軸は今も変わらなくて、番組に出るなら自分が主軸じゃないと嫌だし、『うーん……』とは思いますね。自分が脇役で出るなら、別に出なくていいって思っちゃう」

 その言葉通り、最近では、MCやご意見番など番組のメインを張ることも多くなり、唯一無二の存在感を放っている。

 「正直なことを言いますと、やりたかったことに近付いてきているなと感じています。この前、たまたまバラエティーにゲスト出演した時に、違和感を覚えたんザマス。『もう私は違う次元だな』と。最近はご意見番の立ち位置をやらせていただいているので、いわゆる主賓格ですよね。主犯格じゃないわよ(笑)。主賓格級のポジションは、やっていて気持ちいいです」

 ◇「Black or White」トンツカタン森本&岸谷蘭丸との関係は?

 Youtubeで配信されている経済ニュースバラエティー番組「IN MY OPINION presents Black or White」でご意見番を務めているアレン様。配信当初から話題となり、毎回100万回再生を超えるほどの人気を集めている。

 「本当に私が大事にしている番組の一つで、お陰様でめちゃくちゃ数字がいいんですよ。最初は単発番組だったんだけど、あまりに良すぎて1年半近く継続が決定しているんです。そんなことって、なかなかありえない。今の時代の流れにも合っているんでしょうね」

 MCを務めるお笑いトリオ「トンツカタン」の森本晋太郎さんや、レギュラー出演する実業家の岸谷蘭丸さんとの軽妙な掛け合いも好評だが、2人との関係を「本当に仕事場だけの関係」と説明する。

 「実は10カ月くらい一緒に働いている中で、プライベートの関わりは一切ないんです。ただ、相性がいいって言ってもらえるのは仕事をする上で一番うれしい。何回も一緒に収録していく上で、お互いがつかんできたものじゃないですか。そこはすごく大事かなと思います。実際は全然仲良くないのにね(笑)」

 ◇今後の展望は?

 日ごろから「労働が大嫌い」と明言しているアレン様。仕事は「めちゃくちゃ選ぶ」と言い、「『これ私じゃないでしょ』っていう企画とかあるじゃないですか。別の人に依頼したらって感じですね」と包み隠さず話す。

 「あとは出過ぎないということを徹底しています。レア感も大事にしないと。出まくって飽きられて、消えちゃうタレントいるじゃない? そういう意味では、『叶姉妹』の出方とかはステキだなと思う。ここぞというところだけ出て、お姉さんは出ないとか。多分あれは図ってやっていると思うの。私も出まくってないけど、濃い仕事はいっぱいもらっている。そこのプレミア感が大事」

 自身のスタイルを曲げないアレン様には、芸能界のファンも多い。インスタグラムのフォロワーには、人気バンドのボーカルや有名な俳優、モデルなど、ビッグネームが並ぶ。

 「私のインスタっておかしい人が結構見ているの。関わりも持ったことないし、本当に不思議なんですよ。やっぱり私って特殊な存在なんだろうなと思う。あんまりいないから、私みたいな人って。だから何も心配はないわ。私の後釜なんか絶対出てこないもの!」

 そう語るアレン様に今後の展望を尋ねると、「タレント的な仕事はほぼ手を出したので、MC以上のことって逆に何があるんだろうと思っちゃうんですよ。興味があるのは、歌とかかな。今も“クリマン”(=アレン様のファンの呼称)の前では歌っているけど、音源を出すくらい本格的に。ネタ枠は嫌なの。やるなら本格的に。お笑いで1曲だけとかじゃなく」と前向きに語る。

 最後に、自身のエッセーの見どころについて、「アーティスティックなものに初めて挑戦したので、アートに振り切った表現や、豪華な演出をしたスチールに注目して見てほしいです。買ってくれてありがとうございます。買ってなかったら、地獄行き列車に乗ることになります。よろしくお願いします」とユーモアを交えてアピールしていた。

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