「シンカリオン」の インタビューの記事一覧
過去の関連記事も掲載

最終更新
記事

この「シンカリオン インタビュー」ページは「シンカリオン」のインタビュー記事を掲載しています。

最新インタビュー記事

高見沢俊彦:新幹線もアニメも好き 「シンカリオン」豪華コラボに「光栄です、最高」

「THE ALFEE」が担当する「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」のエンディングテーマ「KO. DA. MA.」のジャケット

 アニメ「シンカリオン」シリーズの新作テレビアニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」で、バンド「THE ALFEE」が新たなエンディングテーマ「KO. DA. MA.」を担当している。メンバーの高見沢俊彦さんは“新幹線フリーク”を自称し、アニメも大好きだという。高見沢さんに新幹線、「シンカリオン」、アニメへの思いを聞いた。

 ◇一番好きなのは、500系こだま

 「シンカリオン」シリーズは、ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクション、タカラトミーが原案のコンテンツで、新幹線がロボットに変形して戦う。「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」は、前作「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」から約2年ぶりとなる新作で、テレビ東京系で毎週日曜午前8時半に放送中。

 「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」は、豪華アーティストが実在する新幹線をモチーフにしたタイトルで主題歌を書き下ろす「UTA-RAIL♪PROJECT(ウタレール プロジェクト)」を実施中。「THE ALFEE」は山陽新幹線・こだまをモチーフにした「KO. DA. MA.」を書き下ろした。

 「子供の頃から新幹線が大好きなんですよ。開通したのが1964年、東京五輪の頃ですよね。当時すぐに乗れたわけではないけど、僕らはコンサートツアー三昧だったので、新幹線にはよく乗っていました。時代によって新幹線って、どんどんブラッシュアップされる。何だか未来を感じますね。そこが好きな点でもあります。で、今一番好きなのがこだまなんですよ。ブルーの色、フォルムがもう最高です。今回はそのこだまをテーマに曲を作りましたから、まさにドラフトで1位を引き当てたような感じでした」

 高見沢さんにとって新幹線の車内は特別な場所になっているという。

 「新幹線では歌詞を書いたり、小説を執筆ししたり、いろいろなアイディアを考えたりしてます。車窓からドンドン変わる景色を見ているだけで癒やされます。新幹線では自分の世界に没入できますから、さながら移動する書斎のようですね」

 高見沢さんは、アニメやマンガも大好きだ。

 「最近だと『ルックバック』を見ました。毎月コミックのコラムを書いていますがそこでも紹介しましたし、映像化されたら真っ先に見ようと思っていたので、期待通りの出来で感動しました。改めて素晴らしい作品だなって思いましたね。『ぼっち・ざ・ろっく!』も、見ましたよ。リアルなバンド物語がいいよね。僕も人付き合いがそんなに得意な方ではないのでいろいろ共感するところがありました。日本のアニメとコミックは本当に素晴らしいカルチャーだと思います。だから自分のアンテナに引っかかった作品は、すぐにチェックしますね。今までアニメの主題歌も結構やってきたんですよ。最初は『SF新世紀レンズマン』で、その後も『フィギュア17 つばさ&ヒカル』に『宇宙戦艦ヤマト 復活編』などいろいろ手がけましたよ。アニメやコミックには音楽と同じように人の心を癒やす力がありますね。」

 ◇シンカリオンギター制作

 新幹線もアニメも好きな高見沢さんは「シンカリオン」について「大好きです、最高です」と語る。

 「『シンカリオン』の世界観は今の時代にすごくぴったり合っていますし、子供も大人も楽しめる作品だと思います。今回エンディングテーマを任されましたが、とにかく自分たちの武器であるコーラスが際立つ作品になったと思いますね」

 「KO. DA. MA.」には、そんな高見沢さんの思いが込められている。

 「未来を生きていく子供たちに向けて、思いを込めたところもあります。僕の場合、タイパをあんまり気にしていません。この曲にはイントロが必要だし、ギターソロも必要なので弾いています。流行に合わせる気はありませんねと。僕にとってギターソロがない曲って、卵かけご飯に肝心のタマゴがないようなものですよ。70年代ロックの洗礼を受けた身としては、ギターソロは外せないのです」

 「シンカリオン」をモチーフにしたギターも制作した。

 「E5はやぶさモデルに加え、500こだまモデルも作りましたよ。2本です。これまでオリエント急行やSLのギターは作ったけど、シンカリオンモデルのギターも世界初でしょうね。『KO. DA. MA』を演奏する時は、この、こだまギターで弾かないとね」

 「シンカリオン」の500こだまモデルのギターで「KO. DA. MA.」のギターソロを演奏する高見沢さんの姿を見てみたい! 豪華コラボのさらなる展開にも期待したい。

「シンカリオン」 インタビュー関連記事一覧

- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -