この「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記 キャスト」ページは「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」のキャスト記事を掲載しています。
俳優の川口春奈さんが、映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」(山戸結希監督、10月2日公開)で、7年ぶりに映画主演を務めることが4月17日、分かった。川口さんが演じるのは、当時21歳でステージIVの大腸がんと宣告され、24歳で亡くなった遠藤和(のどか)さん。川口さんは、がんにさいなまれていく姿をリアルに表現するため、順撮りで敢行された約2カ月の撮影期間に10キロの減量を行った。
日本テレビ系のバラエティー番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の「結婚式の旅」で密着された様子が、涙が止まらない実話として日本中の共感を呼んだ、和さんのベストセラー手記が原作。
2018年、青森県。当時21歳の和さんは大腸がんと宣告され、5年生存率、わずか13%との診断を受けた。それでも彼女が手放さなかったのは、夫・将一さん、そして生まれてくる子どもへの愛だった。「絶対、別れない」将一さんのその言葉を胸に、過酷な運命に抗いながら、24歳で旅立つその日まで、誰よりも「今」を全力で生きた。そんな夫婦が紡いだ愛の物語となる。
「溺れるナイフ」(2016年)などで知られる山戸監督がメガホンをとり、夫の将一役を高杉真宙さんが演じる。
さらに「一分、一秒、あなたといたい」とつづられたティザービジュアル、「がんでも子どもを産めるんですか」と切実に尋ねる和の姿を映した特報映像も解禁された。
◇川口春奈さんコメント
私自身、テレビでこの話を知り、和さんから勇気をもらった一ファンでした。果たして今の自分が演じきれるのかという葛藤もありましたが、山戸監督と何度も会話を重ね、和さんの人生を自らの身体で残すことができたらと強く思い、肉体的にも精神的にも全てを捧げる覚悟で取り組みました。
撮影中は迷い、悩み、苦しみ、さまざまな感情になりましたが、高杉さんが絶大な信頼と安心感を寄せられる相手として、一緒に戦ってくれたことがとても励みになりました。監督、キャスト、スタッフの魂が詰まった、温かい作品です。和さんが生きた証や、和さんを支えた家族の愛と優しさに溢れた姿が、一人でも多くの方に届くことを願っています。
◇高杉真宙さんコメント
和さんの想いを受け止め、厳しい役作りを課して全身全霊で挑む川口さんの熱意、優しさ、周りへの気遣いを隣で見ながら、僕も和さんにとっての将一さんのようになれるよう、寄り添い支える立場として同じ時間を過ごしました。僕自身もこの二人の物語にどうやって向き合っていくのかを模索しながらの撮影でしたが、和さんと、その周りの方々の想いを大事にしたいと一日一日、どのシーンも全力で大切に演じました。
山戸監督やスタッフの皆さん、そしてキャスト一同、作品に関わった多くの人が妥協せず、この作品をより良いものにして届けたいという熱い思いがたくさん詰まっています。この優しくて温かい物語が皆さまに届いたとき、どう響くのか今から心待ちにしております。
◇遠藤和さんの夫・将一さんのコメント
映画化のお話をいただいたのは、3年前でした。それから2年かけて脚本の読み合わせをしているときも、川口さんや高杉さんが演じてくださると伺って驚いたときも、撮影現場にお邪魔しても実感が湧かず、自分たちのこととは思えなかったのが本音です。
でも、完成した映画には確かに、あの頃のみんながいました。愛すること、命をつなぐこと、ただ仲良く過ごすこと。どんなささいなきっかけでもかまわないので、映画をご覧になった方が、いま生きている実感をつかんでもらえたら嬉しいです。遠藤和。こんな人もいたんだよ、と。