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桜井日奈子:“白骨死体の正体”でドラマ出演 俳優デビュー作の演出家からオファー「すごくうれしくて」

連続ドラマ「ロンダリング」第8話に出演した桜井日奈子さん=カンテレ提供

 俳優の桜井日奈子さんが、人気グループ「なにわ男子」の藤原丈一郎さん主演の連続ドラマ「ロンダリング」(カンテレ・フジテレビ)の第8話(8月21日深夜放送)に出演した。演じたのは、主人公の緋山鋭介(藤原さん)が「アマミ不動産」から仮住まいとして提供されたゴミ屋敷で発見した、白骨死体の正体と思われる女性・白川愛。桜井さんは「すでに亡くなっている愛を演じるのは、すごく難しかったです」と話している。

 ドラマは、「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日)などの古家和尚さんが脚本を手掛けるオリジナル作品。藤原さん演じる、“死者の声が聞こえる”という役に立たない特殊能力を持つ売れない俳優の緋山が、嫌ながらも社会の闇に足を踏み入れ、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い奮闘する、社会派ミステリー。事故物件でしばらく暮らし、問題なく住めることを証明して部屋のイメージをロンダリング(洗浄)するアルバイトを通じて、社会から切り捨てられた人間たちの生き様を描く。

 桜井さんが演じた愛は、両親を失い、児童養護施設で育った。違法な水商売で働いていた際に、生活困窮者の支援活動などに取り組む医師・黄森あゆみ(谷村美月さん)に助けられる。その後、黄森に諭され 愛も支援団体で働くが、貧困ビジネスの闇を追っていた黄森が暴力団に目をつけられ失踪したことがきっかけとなり、殺害されたと見られている。

 桜井さんは今回の出演について「マネージャーさんから最初に聞いたのは、チーフプロデューサーで演出の木村淳さんからのオファーということでした。木村さんは、私が俳優デビューした舞台作品『それいゆ』(2016、17年)の演出家さんで、私のお芝居のスタートを作ってくださった大切な方です。そんな木村さんから、約10年越しにオファーをいただけたのがすごくうれしくて。そして、脚本も『それいゆ』を担当された古家和尚さんということを知り、お二方とご一緒できるのであれば「やります!」とすぐにお答えしました」と明かす。

 役については「両親を失い児童養護施設で育ち、10代から身体(からだ)を売って生活をしている。説明をされても、想像もつかない世界でした。彼女は、過剰なまでの自己犠牲で、生きることを諦めていながらも、目の前の人を包み込む優しさや正義感を持っている」との印象を抱いたといい、「監督からは、この作品の“白鳥”のような存在でいてほしいと言われましたが、壮絶なものを背負っているのに、何もなかったかのようにきれいなお芝居をするのはリアルじゃないと思いました。つかみどころがないからどうすればいいのか分からず、いっぱい台本を読みこんで悩んでいたのですが、現場に行くと、右も左もわからなかったデビュー当時の私を舞台に上げてくれた木村さんがいらっしゃって。相変わらず熱量が高いまま丁寧に指導してくださったので、不安と緊張感は“ふっ”と消えて、導いてもらえた感じがしました」と語った。

 さらに「全てのカットを最初から最後まで一連で撮るので、本当にしびれました(笑)。普段は、テストと本番を繰り返して撮ることが多いですが、木村さんは役者の芝居が固まったら『本番いこう!』というタイプの方なので。その分、最初の研ぎ澄まされているところを撮ってもらえて、フレッシュな緊張感がそのまま作品に出ていると思うので、慣れない空 気感が逆によかったです。久しぶりにあんなに鼓動がはやくなりました!」と振り返った。

 ドラマはカンテレで毎週木曜深夜0時15分、フジテレビで毎週木曜深夜2時15分に放送。

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