この「不思議の国でアリスと キャスト」ページは「不思議の国でアリスと」のキャスト記事を掲載しています。
ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」を日本で初めて劇場版アニメ化する「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」の特報映像が3月14日、公開された。同作は、現代の少女・りせが、ある日、ワンダーランドに迷い込み、アリスと出会う……というストーリーで、特報では“新たな不思議の国の世界”がお披露目された。不思議の国を旅するりせとアリスが描かれたティザービジュアルも公開された。
同作は俳優の原菜乃華さんが主人公・りせ役、映画「はたらく細胞」で血小板を演じたことも話題のマイカ・ピュさんがアリス役の声優を務めることも話題になっている。りせと不思議の国を取り巻くキャラクターたちを演じる追加キャストも発表された。間宮祥太朗さんがりせをワンダーランドへ誘う執事・浦井洸、戸田恵子さんがりせの祖母・安曇野文子、松岡茉優さんがハートの女王、山本耕史さんがマッドハッター、八嶋智人さんが三月ウサギをそれぞれ演じる。
お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さんがハンプティダンプティ役、山口勝平さんが白ウサギ役、森川智之さんがチェシャ猫役、山本高広さんが青虫役として出演する。
劇場版アニメは、「凪のあすから」「色づく世界の明日から」「白い砂のアクアトープ」などの篠原俊哉さんが監督を務め、「薬屋のひとりごと」「アオのハコ」などの柿原優子さんが脚本を手掛ける。「true tears」「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSが制作する。8月29日公開。
声優陣のコメントは以下の通り。
◇ハートの女王役の松岡茉優さんのコメント
ハートの女王役の松岡茉優です。子供の頃から、さまざまなアプローチでの「不思議の国のアリス」を楽しんできました。もし自分がそんな状況に置かれたらどうするだろう?と考えたことは、大人になってからもたくさんあります。篠原監督の創られた新しいアリスは、現代に生きる私たちとワンダーランドをシームレスにつないでくれます。ぜひ世界に浸かって、楽しんでいただけたら幸いです。
◇マッドハッター役の山本耕史さんのコメント
ファンタジーであって、パラレルワールドであって、子供の頃に見た夢の中のような話で、行きたかった世界だけど、そこにはそこでの不思議な奇妙さやちょっと教訓もある。僕はそんな「不思議の国のアリス」の世界感がすごく好きなのですが、今回の台本を読んだ時に、この世界観と今の時代とが真っすぐにうまくコラボできたのではないかと思いました。いつの時代でも、どんな角度から誰が見ても、この世界を楽しんでみることができる。この時代に、老若男女問わず、みなさんが何か考えて、答えを見いだせる作品になっていると思いますのでぜひ楽しみにしてください。
◇三月ウサギ役の八嶋智人さんのコメント
子供も大人もみんな「りせとアリスと」一緒に旅に出かけると、すっごく大変だけど、とっても楽しいと思います。僕たちがいろいろ迷惑かけますが、それもこれも全部込みで、一緒に旅してください。そうすれば、見る人それぞれの「不思議の国でアリスと」が完成するんです。不思議でしょ? あ、でもそれが、もしかすると「人生」ってもんかもしれませんね。ぜひ、劇場というワンダーランドで体験してみてください。僕も体験したいと、声を入れた日から、ずっと思っています。
◇ハンプティダンプティ役の小杉竜一のコメント
アリス好きの家族に、この「不思議の国でアリスと」に参加させてもらう報告をしたら大喜びで「楽しみ!」と言ってくれました。全国のみなさんにもそう思ってもらえたらうれしいです。早く舞台あいさつで「アリスヒーハー!」と叫びたい。舞台あいさつメンバーからもれたら家で言います!
◇白ウサギ役の山口勝平さんのコメント
お話をいただいて、このちょっと不思議な感じがする絵のキャラをどんなふうに演じようと思った時に想像が膨らんですごくわくわくしました。スマホやタブレットを駆使してPCリュックを背負い、大きな足をバタバタさせながら、せかせかとせわしなく動き回るその姿がコミカルで可愛いなって思いながら、声もそんな部分を感じてもらえたらうれしいなと思いながら演じていました。物語の中でも休むことなくしゃべり続け、ある場面では一人二役と、僕の中では八面六臂の活躍を見せてくれた白ウサギなのでした。余談ですが、彼が使ってるタブレットはT(tea)-Padと言うらしく、マークがティーカップで可愛いんですよ。ステッカーとかグッズで出ないかなぁ
◇チェシャ猫役の森川智之さんのコメント
「不思議の国でアリスと」でチェシャ猫を演じます森川智之です。元となる作品があの不朽の名作ですから、チェシャ猫を演じるにあたっては結構なプレッシャーを感じました。しかしフレッシュなメンバーと共演できたことはとてもうれしかったし、声優キャリアとしても財産になりました。私が思い描くチェシャ猫とは大分違うイケボなキャラクターだったので、どう仕上がるのか完成が楽しみです。ぜひ、劇場にいらしてください!
◇青虫役の山本高広さんのコメント
「不思議の国でアリスと」という素晴らしい作品の出演オファーがあったこと自体が不思議でしょうがなかったです。なぜ僕なんだ? 不思議でした~(笑)。そして演じたキャラクターも不思議な雰囲気をかもし出す面白いキャラクターだったのでそこに注目していただき劇場で皆さんも楽しんでいただけたらと思います! 不思議の国の世界を体験できるなんて……地球に生まれてよかったー!
◇浦井洸役の間宮祥太朗さんのコメント
「不思議の国でアリスと」にて、浦井役の声を演じさせていただきました。最初は同じ事務所の原菜乃華が主人公を演じるということで、少しでも力になればと思ったのですが、菜乃華の声での表現があまりにすてきで、おののき、縮こまり、最終的にはすみませんお邪魔させていただきました、といった心持ちになりました。世界中で愛される不朽の名作が、また新たな作品としてどのようになるのかを楽しみにしています。
◇安曇野文子(りせの祖母)役の戸田恵子さんのコメント
柔らかなタッチの色彩で、ストーリーもとても和みます。大切なものは何かを教えてくれます。私の役はりせの「おばあちゃん」。すてきなおばあちゃんで、良いことをたくさん言ってくれます。あんなおばあちゃんになりたいですね。りせにとってすごく心に残る存在です。そして、とにかくワンダーランドのアリスがめちゃくちゃ可愛い。ポジティブだ。りせとアリスが好きなものを言い合うシーンはもう最高で、大好きです。たくさんの人に見ていただいて心を潤していただきたいですね。