この「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク インタビュー」ページは「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」のインタビュー記事を掲載しています。
人気スマートフォン向けゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロセカ)」の初の劇場版アニメ「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」が1月17日に公開される。劇場版は、完全オリジナルストーリーで、ゲームでは描かれていない“新しい初音ミク”が「プロセカ」のキャラクターたちと出会い、成長していく姿が描かれる。ゲームや劇場版アニメに登場する幼なじみバンドユニット「Leo/need」の星乃一歌役の野口瑠璃子さん、天馬咲希役の礒部花凜さん、日野森志歩役の中島由貴さんに、「プロセカ」や劇場版アニメについて聞いた。
◇初音ミクは「当たり前の存在」
ーーご自身にとってボカロ楽曲はどんな存在?
礒部さん 昔からずっと聴いています!
野口さん 当たり前の存在です。
中島さん 私は小4の時に出会いました。パソコンを触れるようになったのがそれくらいの時だったので。
礒部さん 紅白歌合戦のオープニングにミクちゃんが出てきたこともすごく覚えています。ネットにすごく触れていたタイプではなかったのですが、オタクだったので曲は聴いていて、テレビでミクちゃんが動いている姿を見て、可愛い!と感動しました。
ーー好きな曲は?
野口さん いっぱいあります。
礒部さん 私は「ロミオとシンデレラ」が大好き! めちゃくちゃ聴いていました。
野口さん ド定番ですが「メルト」が好きでした。
中島さん これもド定番ですが「ワールドイズマイン」も好き。カラオケで歌っていました。
野口さん カラオケによっては、コアな曲が入っていないこともあって……。
中島さん 今はいっぱいあるけど、当時は入っていない曲もあったんですよね。
礒部さん 大好きなミクちゃんと同じゲームやアニメに出られるんだ!と改めて考えると、夢みたいですね。
ーー「Leo/need」の書き下ろし楽曲も魅力的です。お気に入りの曲は?
中島さん 難しいです!
野口さん そうですよね。「レグルス」はこんな格好いい楽曲を「Leo/need」で歌えるんだ!となりました。(望月)穂波ちゃんのイベントストーリーの楽曲だったので、穂波ちゃんとのギャップもあって、衝撃を受けました。
礒部さん 穂波のストーリーと合っているんですよ。
中島さん 確かに! でもいい曲が多すぎて、1曲に決められないです……。
◇「Leo/need」にほっこり
ーー劇場版アニメはオリジナルストーリーとなります。
野口さん 個性豊かなキャラがそろっているので、劇場版でどうなるのかな?と期待感がありました。劇場版で登場するミクさんとの関わり合いがすごく新鮮で、これまで「Leo/need」と関わるミクさんはみんなを引っ張ってくれるような存在でしたが、劇場版に登場するミクさんは、みんなが支えていき、助けてあげたいと思うような存在です。そんなミクさんとの関わり合いは、劇場版ならではの魅力になっています。新鮮な気持ちで演じさせていただきました。
礒部さん ミクちゃんが歌えなくなるらしい……と聞いてびっくりしました。それを聞いただけで泣いちゃいそうになって。ゲームではキャラクターが交流することはあっても、一堂に会することはなかったので、どうなるのかも気になりました。劇場版のミクちゃんもすごく新鮮で、感動しました。そんな展開あり!?となるところもあり、「プロセカ」の世界観に対する解像度が上がりました。みんなに刺さるんじゃないかなというのが率直な感想でした。
中島さん 最初に、え!?とびっくりして、驚き、うれしさがありました。シナリオを読んで、こういう感じでみんなが出てくるんだ!となりました。ゲーム内では、全員が交流するわけではないので、どうなるの?とも思っていました。タイトルにある通り、ミクちゃんが歌えなくなり、それをみんなで乗り越えていきます。絆が深まるストーリーになっています。
ーー「Leo/need」の魅力は?
野口さん 幼なじみなので、お互いを理解し合っている絆の強さっていうのは強いですよね。
礒部さん 幼なじみならではの縁を感じます。
中島さん ほんわかしていて、クスッと笑いたくなるような会話をするんですよね。すごく心が温かくなる。こういうクラスメート、いるよね!となるようなリアルなところもあります。
野口さん 見守りたくなるようなところもあります。
中島さん 劇場版でもそう感じます。日常の場面は、劇場版ならではの魅力なので、ほっこりした雰囲気を感じていただけると思います。
礒部さん もちろんミクちゃんに注目してもらいたいのですが、それぞれの普段の姿も見ていただきたいポイントです。
ーー劇場版の収録の様子は?
中島さん ゲームは一人で収録しますが、この3人がスケジュール合ったので一緒に録りました。
野口さん 一緒だったからこそ、より自然に言葉が出てくる感じがありました。すごくありがたい時間で、幸せだな!と感じながら演じていました。
中島さん 掛け合いができたのもうれしかったですし、ゲームの時は、想像しながら収録していたので、いつもより解像度が高くなり、遊びも入れながら、楽しく収録させていただきました。
礒部さん 同じ時間で収録をすると、それぞれの息遣いを感じることができました。今後のゲームの収録でも、劇場版のことを思い出しながらできそうです。すごくありがたかったです。
野口さん 咲希ちゃんが鼻歌っぽく歌うシーンがあって。
礒部さん どうやろうか?と3人で話したりしましたね。
中島さん 3人で案配を考えました。難しかったよね。