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北斗の拳:新作アニメの北斗四兄弟声優発表 “ラオウ”楠大典、“トキ”最上嗣生、“ジャギ”高木渉

「北斗の拳」の新作アニメ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」の北斗四兄弟アニメキャスト解禁PV(c)武論尊・原哲夫/コアミックス,「北斗の拳」製作委員会

 1980年代に大ヒットした人気マンガ「北斗の拳」の40周年を記念して制作される完全新作アニメ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」の特番「『北斗の拳』の日だよ!! 四兄弟全員集合!!~アニメ新情報解禁スペシャル~」が、“北斗の拳の日”の9月13日にYouTubeで配信され。北斗四兄弟のラオウ、トキ、ジャギのキャストが発表された。楠大典さんが長兄・ラオウ、最上嗣生さんが次兄・トキ、高木渉さんが三男のジャギをそれぞれ演じる。新作アニメでは、武内駿輔さんが末弟で主人公・ケンシロウを演じることが発表されている。

 北斗四兄弟の名ゼリフを聞くことができるキャラクター紹介PVも公開された。同作でおなじみの“ザコ”たちを描く公式スピンオフのショートアニメ「北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌」が2026年1月に放送されることも発表された。

 楠さんは「『北斗の拳』は国民的作品であり、私にとっては青春の一部でもあり 放送当時はまだ学生で放送日の翌日には北斗の拳の話題で盛り上がっていました。私が声優になってからもこの作品に対する思いは色あせることなく教科書的な作品で初代の声優の方々も大尊敬する声優の方々でありオーディションを受けられることですらプレッシャーは絶大でした。そしてその難関を乗り越えさらに途轍もなく大きなプレッシャーを背負って挑戦して行きます。その一方で私の中では遥かに大きな喜びと 演じさせていただけること、関わらせていただけるという大変光栄なこと、その全てが胸の中で熱い思いとして湧き上がってきています。最後まで最大限の愛を込めて参加していきます」とコメント。

 最上さんは「自分がトキに決まった時に真っ先に我が賢プロダクションの会長である故・内海賢二会長にご報告に行きました。会長があの声で、『おお、最上がトキか。頑張れよ』と言ってくれている気がしました。作品としても、賢プロとしても、とても重いものを僕に託していただいた気がします。この重さを楽しんで行きたいと思います」と話している。

 高木さんは「40年の時を経てよみがえる、あの伝説のアニメ『北斗の拳』でジャギを演らせていただけるなんて光栄です。あの頃に感じた漲るような力強さと人間ドラマを受け継ぎながら、新たに生まれる『北斗の拳』の世界を皆さんに存分に楽しんでいただけたらと思っております。プレスコ収録でもあったので、どんな完成品になっているのか僕自身もとても楽しみです」とコメントを寄せている。

 「北斗の拳」は、武論尊さん原作、原哲夫さんのマンガで、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1983~88年に連載された。199X年、暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウが、兄でもあるラオウら強敵たちと拳を交え、成長していく姿が描かれた。

 1984年にテレビアニメ化され、最高視聴率23.4%を記録した。「おまえはもう死んでいる」などの名言で社会的ブームとなった。劇場版アニメ、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。ミュージカル化されたことも話題になった。コミックスの累計発行部数は1億部以上。新作アニメは、2026年に放送、配信される。武内駿輔さんがケンシロウを演じ、バット役の山下大輝さん、リン役のM・A・Oさんが出演することが発表されている。

 ※クレジット(敬称略)

 ケンシロウ:武内駿輔▽バット:山下大輝▽リン:M・A・O▽ジャギ:高木渉▽トキ:最上嗣生▽ラオウ:楠大典

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