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フジテレビ系で放送された連続ドラマ「silent」(2022年)や「いちばん好きな花」(2023年)、「海のはじまり」(2024年)などを手がけた脚本家の生方美久さんの新作ドラマ「嘘が嘘で嘘は嘘だ」(全4話)が、12月24日にFODで一挙先行配信後、2026年1月11日からフジテレビで日曜午後11時15分に放送されることが12月5日、明らかになった。俳優の菊地凛子さんが主演し、錦戸亮さん、竹原ピストルさん、塩野瑛久さんらが出演する。
クリスマスの夜を舞台に、人はなぜうそをつくのか、さまざまな嘘(うそ)にまつわる人間模様を描いた男女の物語。生方さんの同局5作目で、初のミステリー作品となる。
菊地さん演じる主人公・大森みつ子は、離婚後、不運続きの生活が続いている女性。錦戸さんはみつ子の元夫で、離婚後も新潟で暮らす小林幸助、竹原さんはコミュニケーションが苦手だが正義感の強い“自称”刑事の並木正義、塩野さんがクリスマスイヴの夜に1人でいる女性を狙う“自称”結婚詐欺師の中村信を演じる。主題歌は2024年に始動したソロプロジェクト「FUJIBASE」の「yosuga」が採用されている。
嘘に振り回されてきた主人公・みつ子の周りには、嘘つきばかりが集まってくる。というより、みつ子は周囲の人間の言葉を信じられず「嘘つき」と決めつけてしまう節があった。クリスマスイブの夜、雪が降る中、細々と営業する1軒の居酒屋になぜクリスマスの夜に?というような、おかしな客が集まってきて……と展開する。
キャスト、スタッフのコメント(原文まま)が以下の通り。
◇菊地凛子さん(大森みつ子役)のコメント
それぞれのキャラクターがとても魅力的で、一晩の物語を4話で見せていくという構成がすごく面白いと感じました。セリフのひとつひとつに伏線が散りばめられていて、どの言葉も大切に、一言一句しっかり届けられるようにと思いながら演じていました。見終わったあとにもう一度見返したくなるような作品になっていると思います。誰が本当のことを言っているのか、嘘なのかを楽しんでいただけたら嬉しいです。
◇錦戸亮さん(小林幸助役)のコメント
台本を拝見した段階で、フフっと思わず笑ってしまう場面が多々あり、この作品に参加したいと強く、嘘か本当か感じました。
一つのシチュエーションの中で、サスペンスにもコメディにも転じていく会話劇がこの物語の魅力だと思います。
嘘のような本当、本当のような嘘が交錯する中、何を信じるかは自分次第。
クリスマスの居酒屋で、弾んだ会話の先には、きっとハッピーエンドが待ってます。
嘘だと思って見てください」
◇竹原ピストルさん(並木正義役)のコメント
くすくすっと笑えるところ。 な、なるほど。。言われてみれば。。って今更になって腑に落ちてしまうところ。 えー?!何?!ってびっくりするところ。 その他諸々そんなこんなな魅力、見どころがぎゅうぎゅうに混じり合っている、素敵な作品だと思います。 真実って何?嘘って何?真実の脆さ。嘘の逞しさ。逆も然り。めくるめく真実。嘘。。
やっぱり観てのお楽しみがいいかな、と思ってものっすごくざっくりな説明としてしまいましたが、皆さん是非、観てお楽しみ下さいね! 良いクリスマスを!
追伸
撮影の日々、ほんっと楽しかったです! 機会をありがとうございました! お世話になりました!
◇塩野瑛久さん(中村信役)のコメント
ご一緒したかった生方さんの書く脚本の世界に飛び込めて幸せでした。 ワンシチュエーションみたいな作品を一度やってみたいとずっと思っていました。 そういった作品を見るのも好きなので。 それをこんな素敵なスタッフやキャスト含めたクリエイターの方々に囲まれて叶えられたこと、まさに嘘みたいな出来事です。 鼻からトマト出るかと思いました。これは嘘です。 でもよければ皆さんお手元にトマトをご用意の上この作品をご覧ください。
◇生方美久さん(脚本)のコメント
ヒューマンラブサスペンスサイコホラーシチュエーションコメディです。本当です。はりぼての真実や強固な虚偽だらけの世の中ですが、ドラマは100%嘘なので安心してご覧いただきたいです。 とても楽しい制作期間でした!本当です!おもしろいと思います!嘘だったらごめんなさい!
◇金城綾香さん(プロデューサー)のコメント
生方さんと“嘘つき”の話で盛り上がり、“嘘つきのドラマ書いて欲しいです”と話したことが本作のきっかけでした。嘘を吐かれると怒るのに、自分は平気で嘘と吐く。自分にもそういうダメなところがあるなと、何度もグサグサ刺される、そんな作品に仕上がりました。生方さんの言葉の殺傷力をぜひコメディとして楽しみながら、ゾッとしていただきたいです!そして、そんな言葉を大切に演じてくださった素晴らしい4名のお芝居にもぜひご注目いただきたいです。場面が変わらないワンシチュエーションだから出せる、菊地さん、錦戸さん、竹原さん、塩野さんのお芝居の機微も楽しみにご覧ください。主題歌を書き下ろしてくださったFUJIBASEさんの瑞々しい才能もこの作品にとって大切な役者となりました。世界観に寄り添ってくださった楽曲にもご注目いただきたいです。