この「探偵はBARにいる キャスト」ページは「探偵はBARにいる」のキャスト記事を掲載しています。
俳優の大泉洋さんと松田龍平さんが出演する映画「探偵はBARにいる」の最新作「BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる」(白石和彌監督、12月25日公開)のヒロインを俳優の鈴木京香さんが演じることが5月26日、明らかになった。併せて特報映像とティザービジュアルも解禁された。
札幌ススキノを舞台に、大泉さん演じる便利屋“探偵”と、松田龍平さん演じる相棒“高田”が、毎度やっかいな事件に巻き込まれる姿を描いた「探偵はBARにいる」シリーズは、札幌在住のハードボイルド作家・東直己さんの代表作「ススキノ探偵シリーズ」を基にこれまで、第1作「探偵はBARにいる」(2011年)、第2作「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(2013年)、第3作「探偵はBARにいる3」(2017年)と3本の映画が製作されてきた。
最新作は、「孤狼の血」シリーズや「死刑にいたる病」などで知られる白石和彌監督がメガホンをとり、「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られ、これまでシリーズ全作品を手がけた古沢良太さんが脚本を担当する。
◇「京香さんありきの原作選択でした」と須藤HP
今回のヒロインである探偵がかつて愛した女性、純子は若き探偵が心から愛していたが、25年前にこつ然と姿を消していた。時を経て、奇妙な依頼とともに再び探偵の前に現れる。その再会がやがて「復讐(ふくしゅう)」へと形を変える……。物語の全容はまだ謎に包まれているが、タイトルでもある「BYE BYE LOVE」が示す通り、探偵と純子とのかつての出会いと別れ、そしてこれから探偵たちが巻き込まれていく事件と陰謀の中で“愛”がどのように変化していくのか、知られざる探偵の過去も含め、今作の見どころとなっている。
東映のヘッドプロデューサーでシリーズ全作品を担当している須藤泰司さんは「今回は、京香さんありきの原作選択でした」と話す。須藤さんは古沢さんと共に脚本も担当しており、「大泉さんに『京香さんが受けてくれたら最高だけど、もしダメだったらどうします?』と尋ねられた際、『ダメなら別の話にします』ときっぱり伝えました」と熱烈なオファーで実現したキャスティングだったことを明かす。「京香さんにお願いした〈純子〉というキャラクターは、容姿はもちろんですが、“声の美しい女優さん”でなくてはならず、その点からも京香さん以外には考えられなかった」といい、「ここまで京香さんにこだわった理由は、今回の映画をご覧いただければ誰もが納得すると思います!」と自信をのぞかせる。
鈴木さんは、オファーを受けた際、「探偵映画に依頼人として登場する役に憧れていましたので、今回オファーをいただいて夢がかない、とてもうれしかったです」と当時の心境を振り返り、「これまでの『探偵はBARにいる』通りの面白さと白石監督の硬質なバイオレンスが加わると、どんな化学反応が起こるのかと、わくわくしながら脚本を読みました」と話している。さらに、「『探偵はBARにいる』ならではのオール北海道ロケの風景と仲間同士のユーモアのあるやりとりの楽しさ、その中に入って純子という女性を演じられるのは大きな喜びでした。大泉さんの『探偵』を間近で見つめることで『探偵』の諦念感やナイーヴさを強く感じ、人物造形の深さと厚みに感動しました」と話している。
探偵役の大泉さんも、鈴木さんが純子役に決まったと聞き、「純子という役は、鈴木京香さんにお引き受けいただけなければ企画自体が成立しない、とプロデューサーとも話していました。ご出演を快諾していただけると聞いた時は、本当にホッとしましたし、心からうれしかったです。もしお受けいただけなければ、企画そのものを見直さなければいけないと思っていたので、本当にありがたかったですね」と語る。また、共演を振り返り、「まさにイメージ通りで、さらにその想像を超える存在感でした。美しさの中にはかなさや切なさを併せ持つ純子という人物を、鈴木京香さんが見事に演じてくださいました」といい、「撮影の合間には、お互いにおいしいものが好きということもあって、各地のグルメのお話などもさせていただき、とても楽しい時間を過ごしました」と現場での様子も明かした。
最後に最新作について「今回は、探偵の若き日の“切ない恋”を描いた物語です。年を重ねた探偵が純子と再会し、新たな事件が動き出す。忘れられない初恋の記憶と、新たな事件が交錯していく、切なさと緊張感が入り混じる物語を、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントしている。
◇探偵のつぶやきと純子の声が交差する特報も解禁
併せて事件の始まりを予感させる最新特報映像と、雪舞う中に凛と立つ探偵と相棒の高田の姿と妖艶でミステリアスな純子の姿が描かれた両A面のティザービジュアルも解禁された。
特報は、何かから逃げるように広い雪原を走っていく人影から始まり、ススキノを歩く探偵の背中、車が衝突する事故現場など、事件の始まりを予感させるカットが連続する。「一つの愛から事件が動き出す」というリード文とBAR「ケラーオオハタ」に現れた純子の依頼によって、相棒の高田が「やっぱりお前とは縁を切っておくべきだったよ」とボヤく様子など、2人にかつてない危機が迫りくるシーンを予感させる。「25年前か……」という探偵のつぶやきと「あなたじゃなきゃダメなの」という純子の声が交差し、スリリングでサスペンスフルな展開を期待させる映像になっている。
ティザービジュアルは、雪景色とBARという今作のモチーフを生かした両A面のビジュアルで、一方には、雪が舞う中にたたずむ探偵と高田の姿が描かれている。また「BYE BYE LOVE」というタイトルともシンクロする「さよなら、探偵さん」という意味深なコピーも添えられている。一緒に写っているおなじみの“高田号”も出発を待っているかのようだ。もう一方は、トレンチコートに身を包んだ妖艶な純子の姿があしらわれている。BAR「ケラーオオハタ」を訪ねてきたところなのか、その表情は美しくもミステリアスだ。
“最愛の人”の奇妙な依頼から巻き起こる事件は一体どんな展開なのか、そしてその先に見え隠れする“復讐”とは一体何なのか……想像をかき立たせるドラマチックなビジュアルに仕上がっている。
◇鈴木京香さん(純子役)のコメント
探偵映画に依頼人として登場する役に憧れていましたので、今回オファーをいただいて夢がかない、とてもうれしかったです。
これまでの「探偵はBARにいる」通りの面白さと白石監督の硬質なバイオレンスが加わると、どんな化学反応が起こるのかと、わくわくしながら脚本を読みました。「探偵はBARにいる」ならではのオール北海道ロケの風景と仲間同士のユーモアのあるやりとりの楽しさ、その中に入って純子という女性を演じられるのは大きな喜びでした。大泉さんとは時代劇でご一緒したことがありましたが、その時は対立する役でしたので、今回は探偵の最愛の人なので楽しいおしゃべりを堪能しましたし、札幌滞在中はいつも食事や体調を気遣ってくださいました。
大泉さんの「探偵」を間近で見つめることで「探偵」の諦念感やナイーヴさを強く感じ、人物造形の深さと厚みに感動しました。
◇ストーリー
札幌ススキノ。この街で便利屋と呼ばれる探偵(大泉洋さん)と、その相棒の高田(松田龍平さん)。真冬の夜、探偵が根城にするバー“ケラーオオハタ”の黒電話がリンと鳴る。「ある人に、手紙を届けてほしいの」。その声は、かつて探偵が心から愛した女・純子(鈴木京香さん)のものだった。奇妙な依頼をきっかけに、大きな陰謀へと巻き込まれていく探偵と高田。やがて物語は、誰も予想だにしない展開へと動き出す……。