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俳優の高畑充希さんが、山崎賢人さん主演の映画「ゴールデンカムイ」(久保茂昭監督、2024年1月19日公開)に出演することが分かった。主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎さん)の幼なじみの梅子を演じる。映画「ヲタクに恋は難しい」(2020年)ではオタクカップル役で共演していた2人が、運命に翻弄(ほんろう)される幼なじみとして再共演する。
映画は、2014~22年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された、野田サトルさんの同名マンガの実写化。原作は、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーと、大自然の中で一癖も二癖もあるキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバルバトルを描き、コミックス全31巻の累計発行部数は2500万部超(8月時点)。テレビアニメも人気で第1~4期までが放送されており、「最終章」の制作も発表されている。
高畑さん演じる梅子は、杉元のバックボーンを語る上で欠かせない人物。高畑さんは「元々原作を読んでいたので、あの『ゴールデンカムイ』の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、とオファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました」とコメント。
「山崎賢人くんとは、以前映画でご一緒していたのですが、ステキで可愛らしい人柄はそのまま、今作では付いていきたい逞(たくま)しさも加わり、素晴らしい座長でした。現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!」と撮影を振り返った。
今回、泉澤祐希さんの出演も発表された。杉元と梅子の幼なじみで、杉元と同じく二〇三高地へ出兵する寅次(とらじ)を演じる。製作陣は2人について「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚(はかな)さなどの“振れ幅”を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら見る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」との起用理由を明かした。
続けて「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも一発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」とコメントを寄せた。
ことのほどポスタービジュアル、最新の予告映像も公開された。ポスターには「ゴールデンカムイ」には欠かせないヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミの「レタラ」写し出されている。「猛き者達よ、奪い合え」というコピーと共に、壮絶な埋蔵金争奪戦を予感させる仕上がりとなった。