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瀬戸麻沙美:アニメ「最ひと」 “武闘派令嬢”役を「思う存分役を楽しむぞ!」

「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」の先行上映会に登場した(左から)加藤渉さん、瀬戸麻沙美さん、富田美憂さん

 レジーナブックス(アルファポリス)の鳳ナナさんのライトノベルが原作のテレビアニメ「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」の先行上映会が9月28日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、声優の瀬戸麻沙美さん、加藤渉さん、富田美憂さんが登場した。主人公の“武闘派令嬢”スカーレット役の瀬戸さんは同作について「キャラクターたちのビジュアルの美しさに圧倒され、アニメになることにワクワクしました。意外に血なまぐさく、痛快な部分もありますし、正義のために拳を振るうのが、楽しそう。思う存分役を楽しむぞ!と思いました」と語った。

 瀬戸さんは、自身が演じるスカーレットについて「強くなりすぎるところがあったので、貴族ならではの品、可愛らしさを残して、暴力的になりすぎない、優雅さが出るように気を付けました」とコメント。

 パリスタン王国第一王子のジュリアス役の加藤さんは「ジュリアスは身分が高く、『言葉遣いもキレイで品があるところを大事にしてほしい』というお話がありました。スカーレットにちょっかいを出しますが、色目を使った表現になりすぎないようにしました」と話した。

 獣人族の少年・ナナカ役の富田さんは、少年役は初めてといい「可愛らしさがあってもいいというディレクションをいただきました」と話し、「犬の姿になる時の声が難しかったです。台本に『ワン!』と書いていて、リアルな方がいいのかな?とも思ったのですが『分かりやすく』というディレクションをいただきました。寝息も難しいんです。犬を飼っているので、観察すると、人間っぽい寝息なんです。アニメとしての表現を試行錯誤しました」と収録の裏側を明かした。

 「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」は、いきなり理不尽な婚約破棄を告げられ、ありもしない罪まで着せられてしまった“武闘派令嬢”スカーレット・エル・ヴァンディミオンによる痛快ファンタジー。原作のシリーズ累計部数は187万部以上。アニメは、坂本一也さんが監督を務め、ライデンフィルムが制作する。10月3日深夜からTOKYO MXほかで順次放送される

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