この「東京サラダボウル キャスト」ページは「東京サラダボウル」のキャスト記事を掲載しています。
俳優の奈緒さんと松田龍平さんが、2025年1月7日から放送されるNHKの連続ドラマ「東京サラダボウル」でダブル主演を務めることが明らかになった。ドラマは、「クロサギ」で知られる黒丸さんのマンガ「東京サラダボウルー国際捜査事件簿ー」が原作。
ドラマの舞台は、約70万人の在日外国人が暮らす東京。異なる言語、食、文化が交わる“サラダボウル”の大都市で、ミドリ髪の国際捜査の警察官・鴻田麻里(奈緒さん)と、ワケありの中国語通訳人・有木野了(松田さん)のコンビが、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾い上げていく社会派エンターテインメント。
奈緒さんが演じる鴻田麻里は、ミドリ髪が特徴的な東新宿署・国際捜査係の警察官で、外国人も日本人も分け隔てなく、人々に手を差し伸べる。奈緒さんは「自分の無知と向き合うのはいつだって怖いけれど、自分の心の目で見るまで決めつけない鴻田さんを通して、無知の怖さに立ち向かい想像し続ける勇気をもらいました。個性豊かな“サラダボウル”になりそうです! レタス頭で皆さんとお会いできることを心から楽しみにがんばります」と意気込みを見せた。
松田さんが演じる有木野了は、警視庁の通訳センターの中国語通訳人で、自身の感情を入れずに仕事をこなす。過去の悲しい出来事により他人との距離を保って生きてきたが、鴻田との出会いを機に過去と向き合うようになる。松田さんは「レタス頭の鴻田に連れ回されながら、凍った心を溶かしていくような役です」と述べ、「いろいろな国の言葉が飛び交うだろう撮影を今から楽しみにしています」と期待を語った。
原作者の黒丸さんは、ドラマ化について「連載が始まったとき、多くの人から『こんな難しいテーマ、よく描くね』と言われました。ドラマ化のお話をいただいたとき、私も『こんな難しいテーマのドラマに挑戦してくださる方々がいるとは!』と思いました」と述べ、「テーマ、登場人物、そして言語……ドラマ化にあたり大変な労力が必要になるであろうこの作品に、素晴らしいスタッフ・最高にすてきなキャストの皆様が大勢携わってくださり、胸が熱くなる思いです。奈緒さん、松田龍平さんはじめキャストの皆様にはのびのびと演じていただきたいですし、視聴者の皆様には、制作陣の豊富な取材と鋭い視点で描かれるドラマを楽しみにしていただきたいです。私も一視聴者としてワクワクしています」と期待を寄せた。
ドラマ「東京サラダボウル」は、2025年1月7日からNHK総合で毎週火曜午後10時に放送。