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清田みくり:大河「いだてん」聖火ランナー役から5年 「町中華で飲ろうぜ」に新風吹かす21歳 「舌が肥えること」に期待

「町中華で飲ろうぜ」に出演中の清田みくりさん

 BS-TBSのバラエティー番組「町中華で飲(や)ろうぜ」に出演中の清田みくりさん。今年4月、放送6年目に突入した番組に新しい風を吹かす、 21歳の新レギュラーだ。5月3日から公開中の映画「水深ゼロメートルから」(山下敦弘監督)では、メインキャストの一人を務めるなど、俳優としてもさらなる活躍が期待される清田さんに話を聞いた。

 ◇“本気度”がより増してきた中で新たな挑戦 お酒も「弱くはない」

 清田さんは2002年8月20日生まれ、和歌山県出身の21歳。2018年よりドラマ、映画などに出演し、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の最終回で聖火ランナーの鈴木久美江を演じたことも話題となった。

 「『いだてん』のときは友達がテレビ画面を動画に撮って『見たよ』って送ってくれたのが、一番思い出に残っています。私がせりふで『頑張って』と言うシーンがあったのですが、放送されてから学校では『頑張って』とすごく言われたりもしました」

 当時は17歳の高校生で、まだ学業中心の生活だった。5年がたち、「上京もして、お仕事に注力できるようにもなって、“本気度”はより増してきた印象です」と話す清田さんにとって、新たな挑戦となるのが「町中華で飲ろうぜ」だ。

 「番組出演をお母さんや妹が喜んでくれて、友人からも『楽しみが増えたよ』と言ってもらえました。あとは『町中華で飲ろうぜ』をきっかけにインスタグラムをフォローしてくれた方が温かいコメントをくださったりして、とてもうれしかったです」

 これまで町中華というものになじみがなかったという清田さん。印象として最初に来るのが「赤色」だとか。

 さらに、カメラの前で食べたり飲んだりするロケ番組は「ほとんど初めて」。「どう立ち振る舞ったらいいのかイメージが湧かなくて。最初のロケのときはスタッフさんにたくさん助けていただきましたし、本当に学びだらけでした」と振り返る。

 「元々、人見知りはする方で、このお仕事を始めてから少しはましになったのですが、それでもまだ初めての方には緊張してしまうので、この番組を通して克服することができたらとも思っています」

 一方で、食べること自体は「大好き」。お酒も「弱くはない」と明かす。

 「普段、外で飲むことは意外と少なくて、どちらかというと家で一人で飲むことが多いのですが。ドラマとか見ながら缶で2~3、最近だとビールが多いです。母が九州の人間の血が入っているからなのか、結構、強くて。だから私も弱くないですし、自制も効く方だと思います」

 ◇課題はコメント力?「少しずつ成長も見せることができたら」

 そんな清田さんが番組出演を重ねることで、自分に期待してるのは「舌が肥えること」だ。

 「一つの料理でも、いろいろなお店で食べることができるので、味の違いなどを回を重ねるごとに分かるようにもなっていくのかなと思っているので、それはかなり個人的に期待しています。課題はコメント力ですが、料理をたくさん食べて、味の違いが分かるようになれば、コメントも変わってくると思うので、そこは注目していただけたらとも思っています。あとはとにかく緊張しないように。緊張すると視野が狭くなるタイプなので、そうはならないようスタッフさんにも頼りつつ、少しずつ成長も見せることができたらいいなと思っています」

 町中華のメニューに限らず、一番の好物に「ネギ」を挙げ、「あとはうずらの卵、枝豆とか。ついこの間まで『チョコレート』と言っていて、外食すると必ずデザートを頼んでいたのですが……」と食の好みは少々渋め。

 その一方で、「最近はスキンケアしている時間が心満たされるというか。自分の顔に隙間なく密着するパックを見つけたところで、それをしていると自分が磨かれている気がして、朝起きて肌がもちもちしているとうれしくなります」と語るなど、21歳の女子らしい素顔をのぞかせる清田さん。

 今後、番組でどんな表情を見せてくれるのか、引き続き注目だ。

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