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俳優の広瀬すずさん、杉咲花さん、清原果耶さんが4月30日、東京都内で行われたトリプル主演映画「片思い世界」(土井裕泰監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席。映画のストーリーにちなんで「そばにいてほしい存在」について語った。
舞台あいさつでは、観客から事前に寄せられた質問に3人が答えるコーナーが行われた。「世界が違ってもそばにいてほしい存在はいますか?」という質問に、清原さんは「音楽です。私は本当に音楽がないと生きていけないぐらい朝から晩まで、ずっと音楽を聴いている日があります。そのくらい音楽に助けられて生きているので、きっと世界が違っても音楽のそばで生きていたいなと思うと思います」と答えた。
広瀬さんは「今飼っている猫ちゃんです。考えられない、いないっていうことが」と即答。杉咲さんが「夕日ですかね。光が見えていたらいいなと思います。癒やされますし」と笑顔を見せると、広瀬さんは「かっこいいこと言った」と感心していた。
最後に広瀬さんは、同世代の杉咲さん、清原さんとの共演を振り返り、「いろんな感情に出会えた作品。10代から近くにいたわけじゃなかったけど、切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人とご一緒できて、すごく貴重な幸せな経験になりました」と締めくくった。
映画は、「花束みたいな恋をした」(2021年公開)の脚本家・坂元裕二さんと土井監督が再びタッグを組んだオリジナル作品。悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿を、現代の東京を舞台に描く。
美咲(広瀬さん)、優花(杉咲さん)、さくら(清原さん)は、現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らしている。家族でも同級生でもないが、仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり、楽しく気ままな3人だけの日々の中、互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす。12年、強い絆で結ばれている3人の、誰にも言えない“片思い”とは……というストーリー。