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直木賞作家・千早茜さんのロングセラー小説「男ともだち」が、俳優の松岡茉優さん主演、成田凌さんの共演で映画化され、11月6日に公開されることが明らかになった。
29歳のイラストレーター神名は、人生に静かな行き詰まりを感じつつ、惰性と不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。そんなある日、思いがけない電話をきっかけに、出会った頃からなぜか深く理解をしてくれる“男ともだち”ハセオと7年ぶりに再会。甘く、苦く、ひりひりとした二人の時間が動き出す。愛していないはず、だけど失いたくない、この感情は何なのか。京都、富山、広島……、あの頃も今も変わらない温度で接してくれるハセオと過ごす“三つの夜”が、神名の人生を大きく変えていく。
7年ぶりに再会を果たす神名とハセオと同じく、松岡さんと成田さんも本作で7年ぶりの共演。「幼な子われらに生まれ」などの三島有紀子監督がメガホンを取り、ドラマ「宙わたる教室」などの澤井香織さんが脚本を務める。
松岡さんが演じる京都で暮らす29歳のイラストレーター・神名は、仕事もプライベートも順調に見えるが、実は描きたいものを見失い、惰性と不毛な恋愛に逃げる日々から抜け出せずにいるという役どころ。身勝手で人間関係に不器用なことを自覚している。成田さん演じるハセオとは大学時代に映画サークルで出会う。
そんなハセオは神名の大学の先輩で、富山でMR(医薬情報担当者)として働いており、人に対して、特に恋愛においては、来るもの拒まず去る者追わずの精神を持っているという役どころ。ぶっきらぼうに見えるが、神名のことを出会った頃からなぜか深く理解し、独特の距離感で接している。
松岡さんは「神名を演じさせていただいた中で、監督が私と神名を深く信頼してくださっていたこと。日々、眼差しやカット割りから受け取って、温かく感じていました。この作品を観てくれた方が、大切なものをこれからも大切にできますように。そう祈った作品です」とコメント。
成田さんは「数年前に三島監督からいただいた言葉と共に、今日まで数々の現場に立たせていただきました。今回改めてご一緒できたこと、とても嬉しく思うと同時に、ハセオという役を通して少しでも感謝をお返しできたらという思いで撮影に臨みました」と撮影を振り返っている。