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人気刑事ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の年内ラスト放送、12月20日の第9話「男の花道」に、「相棒」ファンにはおなじみの映画コメンテーター・赤ペン瀧川さんが“俳優”としてゲスト出演することが分かった。「相棒」シリーズのメインライター・輿水泰弘さんが手掛けたシナリオで、物語のカギを握る人物を演じる。
切れ味鋭いトークを駆使した作品解説で人気を博している赤ペン瀧川さん。大の「相棒」ファンとしても知られ、度々相棒関連の番組に出演して進行を務めるなど、ファンにはおなじみの存在だ。俳優としても活動しており「相棒 season13」の最終回スペシャル「ダークナイト」(2015年3月)に模倣犯役で出演したことがある。
今回演じるのは、暴力団の若頭を殺(あや)めてしまった実業家の弓生崇智(ゆみお・たかとし)。弓生は、経営する会社の資金繰りから闇金トラブルとなり、若頭ともみ合いに。「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」の状況で無我夢中で反撃したところ、絞め殺してしまったという。
検察は弓生の正当防衛を認め、不起訴処分で釈放。しかし、若頭を殺された組織がこのまま黙っているとは思えず、報復を防ぐべく、特命係が弓生を警護することになり……と展開する。
問題となる暴力団は、season19の第1話(2020年10月)、第10話(同、12月)にも登場した広域指定暴力団「扶桑武蔵桜(ふそうむさしざくら)」。組長の桑田圓丈(くわた・えんじょう、大石吾朗さん)は、かつて内村完爾刑事部長(片桐竜次さん)と昵懇(じっこん)だった人物だ。しかし、内村が正義に目覚めたことから、2人は絶縁している。そんな因縁の2人が再び対峙(たいじ)することになるが、両者にどんな運命が待ち受けるのか、見どころになるという。