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高橋ひかる:“型を破っていく”スタイルに憧れ 昨年初挑戦したアクション「もっともっと頑張ってみたい」

晴れ着姿で取材に応じた高橋ひかるさん

 モデル、俳優として活躍する高橋ひかるさんが、晴れ着姿でインタビューに応じた。映画「赤羽骨子ボディガード」など話題作に出演した昨年について「めちゃくちゃディスカッションをした作品もあれば、スッと入れた作品もあれば、いろんな向き合い方でいったからこそ充実した一年だった」と話す高橋さんに、2024年に印象に残った仕事や、同世代で気になる存在、2025年の抱負を聞いた。

 2024年は映画「赤羽骨子ボディガード」と、連続ドラマ2作に出演した高橋さん。1月期の「リビングの松永さん」(カンテレ・フジテレビ系)でヒロインを務め、7月期の「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)では主演を務めた。「作品ごとに印象的な出来事があって、向き合い方がそれぞれ全然違いました」という。

 「『リビングの松永さん』ではハードな撮影期間の中、(主演の)中島健人さんをはじめ撮影チームのみんなで力を合わせて乗り切ることができて、作品に出てくるシェアハウスのように温かい空気感が現場にも流れていて幸せでした。『顔に泥を塗る』ではモラハラ彼氏とどう向き合うかという、女性の成長する姿を演じさせていただきました。自分自身、演じた美紅と一緒に成長できたような感覚があります」

 「赤羽骨子ボディガード」では、念願だったというアクションに初挑戦した。

 「『赤羽骨子ボディガード』では、アクションを初めてさせていただいたり、作中でダンスをしたり、そこまで体を使ってお芝居をすることがこれまであまりなかったので新鮮でした! 守られたり、誰かにさらわれたりといった役が多かったので、誰かを守るために自分が動くのも新鮮で、思い出深いです」

 アクションは「(今後も)やりたいです!」と意気込む。「刑事ものが大好きですし、カッコいい女性が好き。話題になった映画『ベイビーわるきゅーれ』も大好きなので、アクションはもっともっと頑張ってみたいです!」。

 バラエティー番組でも活躍中。今後もモデルや俳優業にとらわれないジャンルレスな活動をしていきたいといい「お笑い芸人さんの中にも主戦場はバラエティーや劇場だけど、お芝居をされている方もいらっしゃる。私も“型を破っていく”といいますか、そういうスタイルに憧れます」と話した。

 「ライバル」など気になる存在はいるのか尋ねると、「魅力的な、素敵(すてき)だなと思う人たちはいっぱいいます!」とにっこり。ドラマ「村井の恋」(TBS系、2022年)で共演経験のある宮世琉弥さんの名前を挙げる。

 「(当時)私自身、お芝居の経験がない中、一緒に切磋琢磨しながら挑めた仲間だと思っているので、(今も)刺激を受けています。いろんな作品に出演され活躍されていますし、音楽活動もされていてすごいなと思います」

 今年は1月から、ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系、火曜午後10時)に出演する。今年の抱負を聞くと「幸先良くドラマに出演させていただき、良いスタートが切れました。2025年たくさんの作品、たくさんの方と出会って、バラエティーも芝居もプライベートも全部欲張って、引き続き全力で頑張りたいです!」と話した。(取材・文:遠藤政樹)

 ※高橋ひかるさんの「高」は「はしごだか」。

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