この「かばん屋の相続 キャスト」ページは「かばん屋の相続」のキャスト記事を掲載しています。
池井戸潤さんの小説が原作のオムニバスドラマ「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」のオールキャストが解禁され、上川隆也さん、黒木瞳さん、石黒賢さん、石丸幹二さんらの出演が明らかになった。
原作は池井戸さんが2005~2008年に発表した短編を集めた「かばん屋の相続」(文藝春秋)。いずれも金融マンが主人公の全4作からなる人間ドラマで、町田啓太さん、菅生新樹さん、伊藤淳史さん、人気グループ「なにわ男子」の藤原丈一郎さんが主人公を務めている。
町田さん演じる東京第一銀行に勤める永島慎司が、会社が倒産し路頭に迷ったはずなのに、なぜか羽振りが良さそうな元社長を見かけたことから、真相を調べようとする「十年目のクリスマス」、菅生さん演じる新人の行員・山田一が、初めて担当となった資金繰りに苦戦する女社長を支えようと奔走する「芥のごとく」、京浜銀行から融資の見送りを告げられた印刷会社の社長が独力で5千万円もの融資を取り付けたことに疑念を抱いた融資課長・北村由紀彦(伊藤さん)が、その資金繰りの真相を調べる「セールストーク」、急死した松田かばんの社長の相続を巡って息子と対峙することになる湊信用金庫の職員・小倉太郎(藤原さん)の奮闘を描く「かばん屋の相続」の全4話で構成されている。
上川さんは、銀行からの融資を見送られた上に、ある出来事により会社が倒産した神室電機の社長・神室彦一役、黒木さんは、資金繰りにあえぐ土屋鉄商の女性社長・土屋年子役、石黒さんは銀行から融資の見送りを告げられる印刷会社の社長・小島守男役、石丸さんは、松田かばんの常連客で、サンタクロースに扮(ふん)して永島(町田さん)にチラシを配っていた謎の男役をそれぞれ演じる。
さらに松田かばんの長男で、家業を嫌い行員となるも、父の遺言で全株を譲り受けることになる松田亮を青柳翔さん、これまで会社を支えてきた次男の均を中尾明慶さんが演じるほか、柳ゆり菜さん、甲本雅裕さん、入江甚儀さん、池端杏慈さん、平山浩行さん、泉澤祐希さん、皆川猿時さん、正名僕蔵さん、武田航平さん、岡本玲さん、芹澤興人さんらも出演する。
「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」は12月27、28日の午後10時からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで2夜連続放送・配信する。全4話。