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俳優の宇梶剛士さんと女優の富田靖子さんが、4月12日に放送を開始する波瑠さん主演の連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(フジテレビ系、水曜午後10時)に出演することが3月27日、発表された。2人は主人公・速見穂香(はやみ・ほのか、波瑠さん)の両親を演じる。2人が夫婦役を演じるのは、2016年放送の「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)でみくり(新垣結衣さん)の両親役で共演して以来となる。
「わたしのお嫁くん」は柴なつみさんがマンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。同僚たちの憧れの存在でありながら、実は“ズボラ女子”な主人公の穂香が、あることをきっかけに、“家事力最強男子”の会社の後輩、山本知博(やまもと・ちひろ、高杉真宙さん)を“お嫁くん”に迎えるという社会派ラブコメディー。
宇梶さんが“水10”枠に出演するのは、2022年放送の「ナンバMG5」以来1年ぶり。演じる穂香の父・健一は優しく穏やかな性格で、娘や妻に気おされることもよくあるが、一家の大黒柱として速見家の中ではバランサー的なポジションを担っている。
宇梶さんは「私自身、娘もいるので、お話をいただいたときから、健一がどんな父親像なのか考えたりするのがとても楽しいです。今の時代を生きる親子の場面もあるんじゃないかなって思いました。また、台本を読んで、大人の慎みをもった表現がありながらもどんどん面白くなっていくコメディー作品だと感じました。皆さんもぜひ自分に当てはめながら、“自分ならどうするかな?”というふうにドラマと一緒に心も歩んでいく、そんな気持ちで見ていただけたらうれしいです」と話している。
富田さんは“水10”枠に初出演。演じる穂香の母・良子は、夫を支える明るくしっかり者の母だが、実はおっちょこちょいな一面もあり、時に勘違いから思わぬ行動に出てしまうことも。ある日、近所の娘さんが里帰り出産で帰ってきたと聞き、「穂香だって、昔はステキなお嫁さんになりたいって言ってたじゃない」と幼い頃の発言を持ち出して穂香にお見合いを勧め始める。
富田さんは「出演のお話をいただいたときは、“おっー”と思いました。何だか幸せな気持ちになりました。台本を読んで、山本家の長男・正海(まさみ、竹財輝之助さん)さんがとても気になっています。良子を演じるにあたり、周りの皆さんを感じながら、ビシッとふんわり演じられたらと考えています。水曜日の夜に『わたしのお嫁くん』が皆さんをふんわり包み込む、そんな作品になるよう、パパと娘についていきます」とコメントしている。
プロデュースを担当する中野利幸さんは「主人公の両親を考えたときに、まっさきにお二人が思い浮かびました。宇梶さんと富田さんは容姿は違いますが、空気感が似ているなと思っていました。親子もそうですが、夫婦って雰囲気が似ることがありますよね。この2人から波瑠さんのように容姿端麗な子が生まれてくるのも納得感があると。ぜひ、この夫婦、家族の空気感をお楽しみください!」とコメントを寄せている。
「わたしのお嫁くん」は4月12日午後10時スタート。初回は15分拡大。