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堀田真由:仁村紗和・畑芽育・長濱ねると四姉妹に 名作「若草物語」を原案にしたコメディードラマ 10月期日テレで放送

ドラマ「「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」で四姉妹を演じる(左から)堀田真由さん、仁村紗和さん、畑芽育さん、長濱ねるさん=日本テレビ提供

 俳優の堀田真由さんが主演を務め、仁村紗和さん、畑芽育さん、長濱ねるさんと四姉妹役で共演するドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」が、10月期に日本テレビ系「新日曜ドラマ」枠(日曜午後10時半)で放送されることが8月12日、明らかになった。堀田さんは同局系のドラマに初主演となる。

 米作家ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた不朽のベストセラー「若草物語」が原案。“もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら……”という着想で、舞台を現代に置き換えて大胆に描かれる、社会派シスターフッドコメディーとなる。

 堀田さんは、勝気で口が達者な町田家の次女、27歳の涼(りょう)を演じる。「恋も結婚もしない! 一生姉妹で暮らしたい!」と願う涼は、脚本家を目指してテレビドラマの世界に飛び込むも、ある理由から筆を折り、ドラマ制作会社の助監督として慌ただしい日々を送っている。

 仁村さんは、しっかり者の長女、29歳の恵(めぐみ)を演じる。結婚願望強めの恵は、ハローワークの非正規職員として肩身の狭い思いをして働きながら、ひそかに職場恋愛中。恋人からは結婚をはぐらかされ、モヤモヤを募らせる日々を送っている。仁村さんが同局系ドラマにレギュラー出演するのは初めて。

 畑さんは、明るく甘え上手な末っ子、21歳の芽(めい)役。芽はファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で腕を磨いている。恋愛面ではしたたかで、エリート大学生と順調に交際を続けるも、ある一人の“ワケあり沼オトコ”との急接近を機に、恋と夢のはざまで大きく揺れ動く。

 長濱さんは、おっとりとした心優しい三女、26歳の衿(えり)を演じる。役者志望の衿は、脚本家を目指す涼にとっての一番の理解者でもあり、特別な絆で結ばれたソウルメイト。しかしそんな衿には、姉妹たちに言えない“ある秘密”があり……?という役どころだ。

 キャストとプロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇堀田真由さんのコメント

 町田家の次女・町田涼を演じさせていただきます。多くの人々に愛されている「若草物語」のジョーがモデルです。家族の幸せを一番に考え、笑ったり怒ったり、自分の心に素直でいとおしい女性です。脚本のあたたかな言葉に励まされ、彼女の周りを巻き込む大きなパワーからは私も、日常のさまざまなことに気付き、優先すべき自分の幸せとはなんなのかを教えてもらっています。女性としての幸せや価値観。そして、町田家の姉妹の物語を皆様お楽しみに!

 ◇仁村紗和さんのコメント

 町田家の長女・町田恵役の仁村紗和と申します。「若草物語」は私自身もとても大好きな物語なので参加することができてとてもうれしいです。現代の方々にもたくさん共感していただける内容だと思います。幸せの基準は人それぞれ違うし、正解なんてありません。時に傷ついたり悩んだりしながら自分の中の大切なものに気付いていく。自分の夢や幸せ、人生に向き合う四姉妹の物語を見守っていただけるとうれしいです。姉妹仲良くチーム一丸となって見てくださる方々が日曜の夜、良い時間を過ごせますよう頑張ります! お楽しみに!

 ◇畑芽育さんのコメント

 町田家の四女・芽役を務めさせていただきます。自分の名前と同じ役名をいただくことはそう滅多にないことなので、台本をいただいたときに運命的なものを感じました。主演である堀田真由さんとは約1年ぶりの共演なのですが、姉妹として作品をご一緒させてもらえるとは想像していなかったのでとてもうれしかったです。堀田さん、仁村さん、長濱さんをはじめとした共演者の皆様、そしてスタッフの皆様方と、これから一緒に作品をつくれることにとてもワクワクしています。日曜日の夜が楽しみになるような、誰かの心に寄り添えるあたたかくいとおしい時間をお届けできるよう、全力で努めます。楽しみにお待ちいただければ幸いです!

 ◇長濱ねるさんのコメント

 初めてお会いしたときから、キャスト、スタッフ、皆さんの柔らかな空気と温かいお人柄のおかげで、四姉妹としてこのドラマを作っていくことへの高揚と安心感を覚えました。昔から大好きな「若草物語」という作品を、今の時代に改めて皆さんに届けられるという意義をしっかり考え、撮影期間を過ごしていきたいです。すでに楽しい日々になりそうな予感がしています! ぜひ皆様もワクワクしてお待ちいただけますと幸いです。

 ◇森有紗プロデューサーのコメント

 初めて「若草物語」を読んだ幼子のころ、私は次女のジョーに恋をしました。

 いつかジョーみたいになりたい――焦がれるような思いを抱いて早20数年。すっかり大人になったある日、ジョーのモデルでもある著者、ルイーザ・メイ・オルコットの日記に触れ、彼女に対する憧れと親しみはますます膨れ上がっていったのです。

 こうして昨年の初夏、とある別ドラマの撮影中、現場見学に来ていた脚本の松島瑠璃子さんに、「もしジョーが、あの四姉妹が、私たちの近くにいたら……?」という何気ない着想を話したことから、ふわふわとしたアイデアが少しずつ形になり、いつの間にやら季節は一周し……今に至ります。

 ジョーを敬愛する“同志”でもある松島さん、包容力あふれる監督陣、そして、堀田真由さん、仁村紗和さん、畑芽育さん、長濱ねるさんという、これ以上ないほどに愛らしくも頼もしいキャストの皆さまにお集まりいただき、私自身が誰よりも一番小躍りしています。

 彼女たちが魂を吹き込む四姉妹が、一人でも多くの方に愛していただけますように。そして願わくば、このドラマが誰かの心を少しでも明るく照らしてくれたら、これ以上の喜びはありません。

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