女優の水川あさみさんが11月20日、東京都内で行われた映画「滑走路」(大庭功睦監督)の初日舞台あいさつに出席した。袖口を絞った技ありデザインのゆったりワンピースを、控えめながらデザイン性の高いイヤリング、イヤーカフ、リング、ブレスレットで“格上げ”したシンプルコーデ。赤いワンピースに、ピンクのショートブーツという個性的な配色も目を引く装いだった。
映画「滑走路」は、2017年に32歳の若さで命を絶った歌人・萩原慎一郎さんの遺作となった唯一の歌集がモチーフ。非正規、いじめ、過労、キャリア、自殺、家族……現代の若い世代が抱える不安や葛藤と、それでも生きようともがく姿を描く。水川さんは将来的なキャリアと夫との不和に悩む、切り絵作家の翠を演じた。
舞台あいさつには厚生労働省で働く若手官僚の鷹野を演じた浅香航大さん、いじめの標的になってしまった中学2年生の学級委員長を演じた寄川歌太さん、大庭監督も登場した。