松井玲奈、「不倫良いですね」発言を大慌てで訂正...　映画｢gift｣全国公開記念舞台あいさつ (2)

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　アイドルグループ「SKE48」と「乃木坂46」を兼任している松井玲奈さんが7月19日、シネマート新宿（東京都新宿区）で行われた初主演映画「gift」の全国公開を記念した舞台あいさつに出席した。

　今作で映画初出演・初主演を飾った松井さんは「もっと暗い役をやってみたい」と希望し、「基本"不幸顔"なので、どこまで不幸が似合うか知っておきたい」と自虐的にコメント。遠藤憲一さんからの「松井さんと不倫する役をやってみたい」とのリクエストに、「誰も見たことのない一面が見られると思うのでいいんじゃないですか。不倫いいですね」と発言し客席を騒然とさせ、慌てて「違います。そういう悪い女も演じてみたいということです」と自分でフォローしていた。

　映画は、一つの地域にスポットを当てて映画を製作し、その地域の人々によって全国に作品を広げていくという「Mシネマ」の第1弾。松井さんとともに俳優の遠藤さんがダブル主演を務め、一代で財を成したが偏屈な性格で周囲から疎まれている会社社長（遠藤さん）が借金を抱えたキャバクラ嬢（松井さん）に「100時間で100万円」というバイトを持ちかけ、ある目的のために旅をする姿を描いている。松井さんは笑顔がなく排他的に過ごすキャバ嬢・沙織役を熱演しているが、「（沙織は）テンションが低めで世の中にいいことは何もないと思っていますが、中2の頃の自分とそっくり（笑い）」と明かし、「反抗期のまま大人になるとこうなるのかと思い、中2の自分を引っ張り出して演じました」と振り返った。

　舞台あいさつには、借金取りの千葉一郎役を演じた柿澤勇人さんと宮岡太郎監督も出席。映画で柿澤さんから口にキャンディーを突っ込まれた松井さんは、「リハーサルでは寸前で止めていたので、本番で（口の中に）入れるとは知らなかった」と訴えると、柿澤さんは「松井さんのファンにボコボコにされるのではとビビっていました」と告白し、会場の笑いを誘った。映画はシネマート新宿ほか全国で公開中。