吉沢亮、憧れのポン・ジュノ監督に出演直訴「お願いします!」 映画「パラサイト 半地下の家族」舞台あいさつ

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  俳優の吉沢亮さんが12月27日、東京都内で行われた映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督、2020年1月10日公開)の舞台あいさつにサプライズゲストとして出席。メガホンをとったポン監督と、主演を務めたソン・ガンホさんと対面した吉沢さんは、「昔から見ていた方々なのでうれしい。こんな場所に僕がいるのがおこがましいくらい、すごい人たち」と感激。司会者から「いつかご一緒とか」と声をかけられると、「いやあ……」と恐縮しながらも、「お願いします!」と深々と頭を下げ、出演を直訴していた。

  吉沢さんはポン監督のファンで、“僕の好きな映画12本”をテーマにした自身のカレンダーはポン監督の「母なる証明」(2009年公開)を取り入れた。「撮影でお母さんの格好をして草原でフラフラしました」と明かすと、ポン監督はうれしそうに笑顔を浮かべていた。

  ポン監督の最新作である「パラサイト 半地下の家族」は、“半地下”住宅に暮らす貧しい一家と“高台の豪邸”で暮らす裕福な一家という相反する二つの家族が出会い、徐々に貧しい一家が裕福な家庭にパラサイトしていく……というストーリー。韓国動員数1000万人を突破、フランスでは動員160万人突破、6カ国で韓国映画の動員数を塗り替えるなど注目を集めており、「第92回アカデミー賞」での受賞も有力視されている。

  日本公開を前に一足早く同作を鑑賞した吉沢さんは「純粋に『すげえ』ってなった。ここ何年かで一番」といい、「笑いも涙もホラーもサスペンスもいろいろな要素が入っているけど一切邪魔をせず、完璧に融合されている。その中で格差社会が根底にあったり……。絶対に見るべき映画」と太鼓判を押していた。

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