ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のボーカルのTAKAHIROさんが、映画「僕に、会いたかった」(錦織良成監督、5月10日公開)完成披露上映会の舞台あいさつに出席。新元号が「令和」に決まり、新たな時代が始まるが、今後挑戦したいことを聞かれると「この夢だけかなっていないというものがある。富士山に登ってみたい。日本一高い山を知らないまま死ぬのは嫌。ぜひ頂上まで登りたい。登らせていただきます!」と高らかに宣言した。
映画単独初主演を務めたTAKAHIROさんの演技について、メガホンをとった錦織監督は「演技指導はしていなくて、(主人公が)どういう気持ちなのか綿密に話した。彼は芝居していないのに感極まって泣いてしまう。そのくらい感情が豊かな方。これからが本当に楽しみ」と絶賛。さらに「トップアーティストですが、俳優としてもどんどん大きくなってほしい。また現場を一緒にやりたいと思う俳優さんの一人」と今後の飛躍に期待を寄せた。
TAKAHIROさんは普段のイメージとは異なる寡黙な漁師役を演じた。集まったファンに向けて「僕が寡黙な役をやるのは予想だにつかないと思う。でも監督といろいろと相談しながら、かなり大船に乗った気持ちでやった。しっかりと寡黙な役を演じていますので安心してください」と笑顔で呼びかけた。舞台あいさつには山口まゆさん、柴田杏花さん、板垣瑞生さん、秋山真太郎さん、小市慢太郎さんも登場した。
映画は島で一、二を争うすご腕の漁師の主人公・池田徹(TAKAHIROさん)が、とある事故をきっかけに記憶を失い、島の人々の優しさに触れるうちに、新しい自分を見つける姿を描いた家族の絆と再生の物語。EXILE HIROさんがエグゼクティブプロデューサーを務めている。