広瀬すず、朝ドラで共演の“番長”板橋駿谷とラップバトル　「気持ちをぶつけたくなった」

　　女優の広瀬すずさんが2月15日、オンラインで行われたWOWOWの主演ドラマ「ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-」の完成発表会に登場。劇中では、広瀬さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「なつぞら」で、“番長”こと門倉努を演じた板橋駿谷さんとラップバトルを繰り広げるが、気心の知れた仲だけに、「遠慮なしに言葉をぶつけたくなる気持ちになった」と明かした。

　　広瀬さんは今作でラップに初挑戦。技術的なことよりも、演じる杏の感情を優先したかったといい、「板橋さんとは朝ドラで同級生役を演じて、プライベートでも仲良くさせていただいていたので、遠慮なしに言葉をぶつけたくなる気持ちになった」と、相手が板橋さんだったからこその思いを語った。

　　ドラマは、俳人の堀本裕樹さんの青春俳句小説「桜木杏、俳句はじめてみました」（幻冬舎文庫）が原作。芸大生リリックライターの桜木杏（広瀬さん）と、俳人でコピーライターの連城昴（宮沢氷魚さん）が織りなす“言葉”を巡り、熱く魂がぶつかり合う姿を前後編で描く青春ドラマ。杏と昴の恋愛模様も展開する。前編は2月27日午後9時、後編は3月6日午後9時からWOWOWプライムで放送される。イベントには宮沢さん、文晟豪（むん・そんほ）監督も参加した。