人気ホラーアニメをモデルで女優の玉城ティナさん主演で実写化する映画「地獄少女」(白石晃士監督)のポスタービジュアルと特報が7月1日、公開された。ポスターには、玉城さん演じる主人公・閻魔あいが、わら人形に手を添えた妖艶な姿が収められている。映画が11月15日に公開されることも発表された。
特報は、女子高生の市川美保(森七菜さん)や、顔を包帯で覆われた御厨早苗(大場美奈さん)が、“怨(うら)んだ相手の名前を入力すると地獄送りにできる”という、午前0時にだけアクセスできる禁断のサイト「地獄通信」にアクセスする姿や、美保が「地獄に落としてやる!」と恨みのこもった言葉を放つ場面、閻魔あいが「いっぺん、死んでみる?」という姿などが収録されている。
「地獄少女」は、午前0時にだけアクセスできるサイト「地獄通信」に恨みを書き込むと、地獄少女・閻魔あいが現れ、相手を地獄に流してくれる……というホラーアニメ。2005年にテレビアニメ第1期が放送され、実写ドラマ、舞台化されるなど人気を集めている。2017年には、8年ぶりの新作でテレビアニメ4期となる「宵伽(よいのとぎ)」が放送された。
映画は、人気アーティスト、魔鬼(藤田富さん)のライブで知り合った南條遥(仁村紗和さん)に魅了された女子高生の市川美保(森さん)は、遥と一緒にコーラスのオーディションを受けることになる。オーディションには遥が合格するが、やがて少しずつ様子がおかしくなっていく。遥を心配した美保は、魔鬼が遥をライブで行う「儀式」のいけにえにしようとしていることを知り、うわさのサイトにアクセスする……というストーリー。