「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の田畠裕基さんのマンガが原作のアニメ「ブラッククローバー」の劇場版「映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』」のイベント「限界を超えろ!<黒の暴牛>完成披露決起会」が5月28日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、主人公・アスタ役の梶原岳人さんら声優陣が登場した。梶原さんは、劇場版の収録について「大変でしたが、気持ちを込めて、乗り越えました」と語った。
同作の名ぜりふ「限界を超えろ!」にちなんで「限界を越えたか?」と聞かれると「バトルシーンが派手で格好いい。映画のために1カ月くらい筋トレ、走りこみをしました。アスタのように頑張ろうとしました」と明かした。
イベントには、<黒の暴牛>団長のヤミ役の諏訪部順一さん、ラック役の村瀬歩さん、ゴードン役の松田健一郎さん、グレイ役の高橋ミナミさんも登壇した。
「ブラッククローバー」は、「週刊少年ジャンプ」で2015年に連載をスタート。魔法が存在する世界を舞台に、生まれながらに魔法が使えない少年アスタが、魔法帝を目指す姿を描いている。テレビアニメが、2017年10月~2021年3月に放送された。
劇場版は、オリジナルストーリーで、原作者の田畠さんが総監修、キャラクター原案を担当する。原作では明かされなかった魔法帝の物語が描かれる。6月16日に公開され、Netflixでも全世界に向けて配信される。