お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんと児嶋一哉さんが9月1日、東京都内で、米アニメーション映画「コウノトリ大作戦!」(ダグ・スウィートランド監督、11月3日公開)の日本語版吹き替え版の公開アフレコイベントに出席。渡部さんは、先日放送された日本テレビ系「24時間テレビ」で、嫌いな芸人として渡部さんの名前を挙げた後輩のお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんへの怒りを明かした。
藤森さんについて聞かれた渡部さんは「あの野郎。びっくりしました。あんなに可愛がっているつもりの後輩に、嫌われてたんだ」と怒り心頭の様子。「許せない。恩をあだで返すなんて!」と続けたが、報道陣から「人望はないみたいですね」と指摘されると、「そうですね。後輩にあんなふうに言われているということは……。そうですね。頑張ります……」と肩を落としていた。
映画は、「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という寓話を基にした、ピクサー出身のアニメーターのスウィートランド監督の注目作。赤ちゃんの配達を禁止したコウノトリ宅配便社のエースであるコウノトリのジュニアが、手違いから誕生した赤ちゃんを会社に内緒で人間の元へ届ける決心をして……というストーリーで、日本語吹き替え版では渡部さんがジュニア、児嶋さんが告げ口屋のハト・トーディの声を演じる。
同作で“ハリウッドデビュー”を飾ることになった渡部さんは「来ましたね。ついに、こんな日が! 信じられないです。いまだに。『世界の渡部』って言ってましたが、はじめて世界の仕事が来ました!」と大喜び。一方、声優初挑戦となった児嶋さんは「(渡部さんの)バーター?」という質問に怒りながらも、「でもバーターかな、ともちょっと思っている。何でもいいです。こんな機会ないですからね」と笑顔で喜んでいた。
また、女優でモデルの佐々木希さんとの交際が一部で報じられている渡部さんは、自らが演じるジュニアが「独身を貫くキャラ」として描かれていることについて聞かれると、「僕はただ、(独身を)貫いてる人です。キャラではない」としながらも、「結婚の予定はありません。コウノトリの予定もない」ときっぱり。それでも、「(結婚候補の)お相手は?」「誰と見たい?」と追及する報道陣に「いないってば」「いません!」「しつこいな。キャラじゃないけれど、今のところ独身です!」と返すなど、防戦に追われていた。