歌手の西野カナさんが、中条あやみさん主演の実写映画「3D彼女 リアルガール」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督、2018年9月14日公開)の主題歌を担当することが6月21日、明らかになった。主題歌は、西野さんが書き下ろした「Bedtime Story」で、「主題歌を担当させていただき、本当にありがとうございます」と喜んでいる。また、主題歌が入った映画の本予告も公開され、佐野勇斗さん演じる筒井光(つっつん)が、中条さん演じる五十嵐色葉にキスをしようとするシーンなどが収められている。
映画は、女性向けマンガ雑誌「デザート」(講談社)で2011~16年に連載された那波マオさんのマンガが原作。アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する男子高校生の筒井光が、派手で男ぐせの悪い“リア充完璧超絶美少女”の五十嵐色葉から突然告白される……というストーリー。
西野さんは「ヒロインの彼女(色葉)の気持ちはもちろん、不器用な彼(つっつん)にも感情移入してしまい、何度も泣いたりキュンとしたり、心が動かされました」と作品の印象を語っている。主題歌については「映画と同じように、男の子と女の子両方のいちずで変わらない思いを描いたラブソングです。『むかしむかし、あるところに、不器用な男の子と、少し気の強い女の子がいました』というフレーズから始まり、そのストーリーを読み聞かせていく、まるで”絵本”のようなラブソングに仕上がりました」と話している。
主題歌のタイトル「Bedtime Story」は「“寝る前に読み聞かせる物語” という意味ですが、この曲の場合はおとぎ話というよりも、あえて現実的なラブストーリーを描いています。この曲を聴いた皆さんが、絵本を読むように2人のいちずな気持ちに感情移入していただけたらうれしい」とコメントしている。