俳優の西田敏行さんが8月10日、東京都内で行われたディズニー映画最新作「ジャングル・ブック」(ジョン・ファブロー監督)先行特別上映会に登場。2月に就寝中にベッドから転落し、首を痛めて約4カ月間入院していた西田さんは「退院したら最初の仕事がバルーの声だったので、病院のベッドで歌の練習をしました」と役作りは入院中にしたことを明かした。「看護師さんも『いい歌ですね』と言っていました。ベッドの上で踊っていましたから。楽しく覚えさせていただいた」といい、司会者から促されて、照れながらもアカペラで歌を披露した。
「ジャングル・ブック」はジャングルでオオカミに育てられた少年モーグリが主人公。モーグリは黒ヒョウのバギーラからオオカミのラクシャに託されジャングルの子となって幸せな生活を送っていたが、ある日人間を憎むトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきて……という内容。日本語吹き替え版では黒ヒョウのバギーラの声を松本幸四郎さん、陽気なクマのバルーを西田さん、母親オオカミのラクシャを宮沢りえさん、トラのシア・カーンを伊勢谷友介さんが声優を担当した。イベントには西田さん、宮沢さん、伊勢谷さんも出席した。映画は11日公開。