世界3大ビューティーコンテストの一つ「2018ミス・インターナショナル」の日本代表選出大会が10月30日、東京都内で開催され、ファイナリスト32人の中から神戸市出身で東京大学工学部3年の杉本雛乃(すぎもと・ひなの)さん(20)が日本代表に輝いた。
杉本さんは、身長168センチ、バスト78センチ、ウエスト63センチ、ヒップ85センチのスタイルで、特別賞の「パーフェクトボディ賞」にも選ばれた。今回のコンテストを通じて「初めて食事制限をしました。今まではコンビニで好きなものを買っていましたが、カロリーを計算したり。結果としてウエストが6~7センチぐらい落ちて。つらかったけど良い経験になりました」と笑顔で振り返った。
そんな杉本さんだが、以前は「ミスコンは、美しい女性たちの戦いというか、あまり良いイメージを持っていなかった」と明かし、「2010ミス・インターナショナル」日本代表の金ヶ江悦子さんと出会ったことで「(ミスコンでは)内面を磨くことなどを知り、すてきだと思った」と考えが変わり、応募することになったと説明。見事に日本代表に選ばれ、来年には世界大会に出場する。「各国のミスは自信に満ちあふれている。私の意志や、やりたいことを強くアピールできる女性になりたい」とさらなる成長を誓っていた。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテストで、1960年に誕生した。2012年に吉松育美さんが世界大会で優勝し、日本人初のミス・インターナショナルに輝いている。