ホラー映画「リング」シリーズの人気キャラクター「貞子」が1月27日、東京都新宿区の歌舞伎町・ゴジラロードに“降臨”した。数日前から48年ぶりの寒波が襲来し、気象庁の発表によるとこの日の都心の最高気温は7度。寒空の下、貞子は白のワンピース一枚という薄着で一人ゴジラロードを練り歩き、通行人にシリーズ最新作「ザ・リング/リバース」(ハビエル・グティエレス監督、公開中)をアピールした。
その後、貞子は歌舞伎町の映画館に移動し、ロビーで来場者に映画のチラシを配布。記念撮影にも気軽に応じ、黒髪で隠れた貞子の顔をのぞき込んだファンから「可愛い!」の声も上がった。
「リング」シリーズは、鈴木光司さんのベストセラー小説が原作で、1998年に公開された第1作以降、数々の続編、リメークが国内外で制作され、軒並み大ヒットを記録してきた。「ザ・リング/リバース」は、呪いのビデオを見てしまった男女が、迫り来る死の運命から逃れるべく、ビデオのルーツをたどるという、原作に忠実なストーリーで構成された“原点回帰”ハリウッドリメークとなっている。