お笑い芸人のマキタスポーツさんが9月12日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」(岩崎知子監督)の初日舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場。ビジュアル系ロックバンド“マキタスポーツpresents Fly or Die”のボーカル「ダークネス」として同作の主題歌を担当しているマキタスポーツさんは、長髪に派手なロックバンド風メークで現れ、「漆黒の闇よりの使者として現れたこのダークネス、実は……マキタスポーツなんです」と正体を暴露したが、子供中心の客席は無反応。すかさず声優の山寺宏一さんが早口でマキタスポーツさんの説明をするなどフォローにまわり、会場を笑わせる一幕もあった。
舞台あいさつには声優の山寺さん、愛河里花子さん、くまいもとこさん、原作者の原ゆたかさん、マキタスポーツさんが出席。以前からマキタスポーツさんのファンで、マキタスポーツさんと共同で作詞をしたという原さんは、主題歌について「最初(完成品を)もらったときは変な曲だなと思ったけど、どんどん映画を見るうちに頭に入ってきて」と感想をコメント。
「かいけつゾロリ」シリーズは、累計発行部数3500万部以上を誇る原さんの人気児童書。“いたずらの王者”を目指すキツネのゾロリが、双子のイノシシで子分のイシシ、ノシシと旅をする姿が描かれている。今回の劇場版は、ゾロリたちが謎の星・ムムーン星で、謎の巨大怪獣を退治することになる……というストーリー。